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【終了】第2期防災教育指導者育成セミナー「気象編」

このセミナーは終了しました。

 

2017年9月13日(水)をもって定員となりました。

既にお申込みをされた方でやむを得ずキャンセルされる方は、お手数ですが事前に事務局(03-6822-9903)までお知らせください。

 

はじめに

 相次ぐ自然災害を受け、防災教育への期待と関心はますます高まっています。一方で具体的なノウハウの普及や効果の検証など課題も残されています。弊会では、こうした課題の解決に向けて様々な分野の専門家、有識者の知見を結集し、効果的な防災教育の普及啓発に取り組んでおります。

 『防災教育指導者育成セミナー』は、防災教育の指導者として活動を希望する方、防災教育に幅広く関心のある方を対象に「防災教育の指導において重要な知識や事例、体験」を提供するセミナーとして開講されています。

 平成28年に第1期地震編を開講し、多くの皆さまにご参加いただきました。平成29年度第2期はテーマを気象とし、東京大学地震研究所共催で開催いたします。防災教育指導に関心のある皆さまのご参加をお待ちしております。

一般社団法人防災教育普及協会

===【実施概要】===

1.名称 「第2期防災教育指導者育成セミナー気象編」

 

2.日時  2017年10月13日(金) 13:00-17:30

 

3.場所  東京大学地震研究所 1号館2階セミナー室

 

4.主催等 主催:一般社団法人防災教育普及協会 共催:東京大学地震研究所

 

5.資料代 3,000円(2017年度年会費納入済みの弊会会員の方は無料です)

【 非会員の方 】
期日までに入会をご希望のうえ、お申し込みされた方には本セミナー及び今年度実施のセミナーの資料代・参加費等を無料とさせていただきます。

 

6.参加申し込み方法(9月27日(金)まで)

2017年9月13日(水)をもちまして定員となりました。

参加申込フォーム をクリックして必要事項をご入力ください。募集要項 受講申込書 によりお申込みいただくこともできます。受講申込書は郵送またはFAX(03-3556-8217)にてお送りください。

 

7.第2期防災教育指導者セミナー気象編「修了証」の発行

セミナーを修了された方には「修了証」を発行します。

 

8.内容

13:00-13:10 開会挨拶、事務連絡

13:10-14:10 『気象庁による防災教育支援の取り組み事例』
        気象庁総務部 情報利用推進課 安全教育支援係長  中代 誠

14:20-15:20 『防災科学技術研究所による防災教育の実践事例』
        国立研究開発法人 防災科学技術研究所
        気象災害軽減イノベーションセンター センター長補佐 中村 一樹

15:30-16:30  『防災教育に活用できる教材紹介』
        一般社団法人防災教育普及協会 事務局長 宮﨑 賢哉

16:40-17:10 『生徒の主体的活動を生かした気象教育』
        田園調布学園中等部高等部 荒川 知子

17:10-17:20 閉会挨拶        
        東京大学地震研究所 教授
        一般社団法人防災教育普及協会 会長 平田 直

17:20-17:30 修了証授与、事務連絡

※講師・プログラム・時程は都合により変更となる場合があります。

 

9.問い合わせ

一般社団法人防災教育普及協会(担当:宮崎・小野・橋本)
〒102-0073 東京都千代田区九段北1-15-2 九段坂パークビル3F
TEL.03-6822-9903 FAX.03-3556-8217 http://www.bousai-edu.jp

 

10.お知らせ

10月14日(土) 13:00-16:00『防災教育交流フォーラム2017』
10月15日(日) 10:00-16:00『防災教育チャレンジプラン中間報告会』

東京大学地震研究所を会場に、防災教育に関する有識者や実践者が集まるフォーラムや実践報告会が開催されます。参加をご希望の方は、HP(http://www.bosai-study.net/top.html )にてお申込みください(14日、15日はいずれも無料です)。

 

===【広報資料】===

ご関係の皆さまへのお知らせ等でご活用ください。

▶ 第2期防災教育指導者育成セミナー気象編チラシ

サイト内検索ボックスを設置

目的の情報を探しやすくなりました

ホームページヘッダー(画面右上部分)に「サイト内検索ボックス」を設置しました。サイト内検索ボックスに「学校」、「教材」などキーワードを入力すると『活動実績』、『研修案内』、『教材・事例紹介』に掲載された関連記事を検索することができます。複数キーワードの検索にも対応しています。目的の情報が見つからない場合はお問い合わせ からお気軽にご相談ください。

平成29年防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞

本協会の 平田 直 会長(東大地震研教授)が、平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。

防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57 年5月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。

       平田 直 会長        (東大地震研教授)

平田教授は、地震学の第一人者であり、特に地震観測の分野において優れた成果を残しているほか、防災教育活動や防災行政への有用な提言を行うなど、その活動は非常に幅広く、研究活動においては、大規模かつ集中的な観測によって地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を明らかにする等の取組を行っており、高い学術成果を挙げています。

また「一般社団防災教育普及協会」の会長や「防災教育チャレンジプラン」実行委員を務め、防災教育の普及に積極的に取り組む等、多岐にわたり活動を行っております。防災行政においても、中央防災会議委員、中央防災会議防災対策実行会議「南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループ」主査、地震調査研究推進本部「地震調査委員会」委員長を務め、数多くの有用な提言を行うなど、地震学の専門家として非常に幅広く活躍しており、防災行政における貢献度は絶大であることが認められました。

「音の防災シアター」に幼児・低学年児童と保護者が参加、音への関心育む

2017年9月9日(土)、東京臨海広域防災公園管理センター・TOA株式会社と共催で、音の防災シアター「カンカン塔の見はり番」そなエリア東京公演を実施しました。イベント及びカンカン塔のみはりばんの概要については イベント情報ページ  をご覧ください。

イベントには乳幼児から小学生、知的障がい当事者の方とご家族などおよそ70名が参加し、満席となりました。

 

カンカン塔の見はり番は人形劇となっており、参加者はキャラクターの親子と一緒に、村人にいろいろなことを知らせるための『音』を学びます。火事や大雨など「危険」を知らせる音だけでなく、様々な音があること、「いつもと違う音」が聞こえたら、耳をすましてしっかりと音を聞くこと、どうすればいいか考えることなどが楽しく、分かりやすく紹介されました。

 

「カンカン塔の見はり番」は、音に対して恐怖感や抵抗感を抱かせることなく、「音に注意・関心をもつこと」、「聞いたことがないから何もしない、考えないのではなく、どうすればいいか考えること」など、特に幼児や小学校低学年児童への防災教育にとって重要な内容が含まれたプログラムとなっています。

学校・地域での公演につきましては、下記の公式サイトからTOA株式会社様へご相談ください。「音の防災教育」につきましては、TOA株式会社様と連携して弊会でも実施にご協力しますので、お気軽にご相談ください。

 ○ カンカン塔の見はり番 – TOA株式会社

東京都福祉保健局が「避難所ですぐに使える食中毒予防ブック」を作成・公開

2017年9月1日、東京都福祉保健局は「避難所ですぐに使える食中毒予防ブック」を公開しました。

避難所開設後の初期段階から実施可能な食中毒予防策が、作業用マニュアル、配布用リーフレット、ポスターでそれぞれ分かりやすく掲載されており、多言語(英語・中国語等)にも対応しています。東京都福祉保健局では、避難所を設置する区市町村の防災担当部署に配布するとしています。

マニュアル等は全てPDFで公開されており、下記報道発表資料のページからダウンロードできます。

  ● 「避難所ですぐに使える食中毒予防ブック」を作成しました – 東京都福祉保健局

 

【産経ニュース】ゲームや遊び通じ「助け合い」学ぶ…災害時にどう行動するか「共助」の視点も重視

2017年9月1日付の産経新聞(大阪本社発行)夕刊記事で、防災ゲームについての記事と宮﨑事務局長のコメントが掲載されました。現在、下記の産経ニュースサイトから記事を閲覧できます。

○ ゲームや遊び通じ「助け合い」学ぶ – 産経ニュースサイト

弊会が防災教育等で活用しているゲームや教材、プログラムにつきましては下記の記事もご覧ください。

○ [終了]防災ゲームDay2017inそなエリア東京(記事中ほどに一覧記載)

○ 第2期防災教育指導者育成セミナー(気象編)

 

小中学校教員研修で模擬授業を通して理論と実践伝える

8月24日に東京都東村山市で約560名、翌25日は埼玉県加須市で約70名の小中学校教職員を対象とした防災教育研修会が行われました。

8月24日午前は小学校教員を対象として『助け合う防災教育〜学校・家庭・地域のつながりをつくる〜』をテーマに講義と模擬授業を行いました。防災ゲームについて学ぶ教材を用いて、実際に男女2名ずつの先生に「小学校3年生」の気持ちになってご協力いただき、舞台上で防災グッズえらびを体験してもらいました。

 

午後は中学校教員を対象とし、アクティブ・ラーニングを強く印象づける「災害状況を想像する」ワークシートを用いた模擬授業を行いました。前提となる知識や思考力も必要であること、指導者がどう学びに結びつけるかが重要であることなどを、質疑応答も交えてお伝えしました。

翌日8月25日は小中学校教職員合同で行われました。前半では小学校向けに防災用語が書かれたカードを用いたゲーム、後半は中学校向けに前述のシミュレーションワークを体験していただきました。

 

講義部分では、災害から守りたいものや当たり前の日常に向き合う大切さ、助けられる側から助ける側へという意識付け、防災教育は先生(学校)・保護者やPTA(家庭)・防災組織や住民(地域)との連携が重要であるといった点についてお話しました。

学校・家庭・地域が連携した『地域における防災教育の実践』については、下記の記事でも詳しくご紹介していますので、併せてご覧いただければ幸いです。また、研修で使用した教材についてもご希望の方にはデータで提供しております。お気軽にお問い合わせください。

 

 ● 防災ミニ講座「地域における防災教育の実践」 – 災害救援ボランティア推進委員会

 ● 資料提供希望はこちらから – お問い合わせフォーム

(宮﨑賢哉)