2017年10月16日(月)、都立千早高等学校(豊島区)で、1年生を対象とした防災体験学習の事前学習会として防災講話を行いました。同校での防災体験学習及び事前学習の仕組みは2009年から継続的に行われており、区、消防、社会福祉協議会などが連携する体験学習モデルとして定着しています。
事前学習では、避難所で避難生活をすることになった場合の注意点や、高校生としてできることなどについて被災地での体験談などを交えて紹介しました。
2017年10月13日(金)、東京大学地震研究所で『第2期防災教育指導者育成セミナー気象編』を開講し、学校関係者・民間企業・防災関係機関、地域で活動するボランティアなど70名が参加しました。セミナーの実施概要については下記の記事をご覧ください。
冒頭に澤野常務理事から防災教育指導者育成セミナーの趣旨、気象災害に備えた防災教育の必要性等についての挨拶がありました。
最初の講義は『気象庁による防災教育支援の取り組み事例』をテーマに気象庁総務部情報利用推進課安全教育支援係長の中代誠様よりご講義いただきました。気象庁が公開している様々な情報や教材の利活用方法や事例、気象予報士会をはじめ様々な民間団体との連携事例などをご紹介いただきました。
続いて『防災科学技術研究所による防災教育の実践事例』をテーマに国立研究開発法人防災科学技術研究所、気象災害軽減イノベーションセンターセンター長補佐の中村一樹様よりご講義いただきました。研究所やイノベーションセンターでの取り組み事例のほか、新たに開発した「防災今昔写真」アプリの活用事例などをご紹介いただきました。
続いて『地域における防災教育実践と教材紹介』をテーマに、宮﨑事務局長が講義を担当しました。学校・地域における防災教育実践事例や、防災教育教材「EVAG豪雨災害編」を用いた模擬授業などを行いました。模擬授業では、同教材を開発した国土防災技術株式会社の方々にもご協力いただきました。
○ 防災教育教材「EVAG豪雨災害編」 – 国土防災技術株式会社
続いて『生徒の主体的活動を生かした気象教育』をテーマに田園調布学園中等部高等部の荒川知子先生にご講義いただきました。気象予報士でもある荒川先生からは、ICT機器を有効活用するなど、生徒が主体的に防災教育に取り組むために行っている工夫について具体的な実践事例を交えてご紹介いただきました。
閉会挨拶ではこれからますます気象教育・防災教育についての必要性が高まることなどについて、平田会長より挨拶がありました。その後、参加者の皆さまには「修了証」をお渡ししました。閉会後には平田会長が平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されたことを受けて、参加者の方も交えて記念写真の撮影を行いました。
弊会では今後も定期的に指導者育成セミナーを開講し、防災教育の普及啓発ならびに指導者の育成を進めてまいります。セミナー情報等は定期的にホームページで公開いたしますので、ご確認いただければ幸いです。
都立小平高校で1年生を対象とした防災講話を担当しました。聴講した生徒の代表からは「自分たちが経験したことのない、知らない災害のことを体験談を通じて聞くことができたので、防災への意識が高まりました」とったコメントをいただきました。
余談ですが、小平高校から西武国分寺線を挟んで西側にある「都立小平西高校※」の出身なので、懐かしい気持ちになりました。
※都立小平西高校での防災体験学習や講演会も2013年に担当しています。
(担当:宮崎)
2017年9月29日(金)、都立文京盲学校で防災体験学習を行いました。都立高校で実施している「一泊二日宿泊防災訓練」のいちプログラムとして、昨年度から担当しています。帰宅困難になり、ライフラインも一部停止していることを想定して、災害時のトイレや就寝スペース、食事づくりなどが行われました。
このイベントは終了しました。
2017年10月22日(日)12:30~14:30、明治大学第20回ホームカミングデーで開催される「キッズワークショップ」で弊会が防災教育コンテンツを実施します。
○ 親子で楽しむ!!キッズワークショップin明治大学 – 明治大学
以下、明治大学ホームページからの転載です。
【震災復興支援プロジェクト】
場所:駿河台キャンパスアカデミーコモン2階
ゲーム感覚で、楽しく防災について学ぼう!!
対象:3歳~大人
所要時間:各回20分
「うさぎ一家のぼうさいグッズえらび」
1回目 12:30~ 2回目 13:30~
「カードで楽しくまなぼうさい!」
1回目 13:00~ 2回目 14:00~
協力:防災教育普及協会
カテゴリ:トピックス