トピックス

令和6年 新年会中止のお知らせ

1月1日(月)に発生した、能登半島地震により亡くなられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

なお、1月12日(金)に予定しておりました防災教育普及協会の新年会につきましては、中止とさせていただきます。

被災された地域の皆様の安全と、一日も早く日常生活を取り戻せるよう心よりお祈り申し上げます。

                             令和6年1月3日
                            一般社団法人防災教育普及協会
                              会長 平田 直

                        

【会員レポート】ぼうさいNURIE(オンライン防災自作のぬりえ活動)・プラ板で避難リュック作り(ワークショップ)

【会員レポート】では、本協会会員の皆さまから寄せられた防災教育実践報告などをご紹介しています。掲載をご希望の方は、事務局まで情報をお寄せください。また、レポートを掲載された方へのご相談や講師派遣依頼につきましても、事務局までお気軽にお問い合わせください。

 


 

情報提供者:岡村 智樹(樹実防災株式会社)会員
活動実施日:2023年11月26日
情報提供日:2023年12月20日

 

準備の段階

 

● 実践・実施のきっかけや経緯

Facebookグループで活動しています「オンライン防災」のなかで、今年《ぼうさいNURIE》という企画を発足させ9月1日のプレスリリースを皮切りに各所で展開しています。子供たちに「怖がらせない防災」と、子どもがぬり絵をしながら保護者と一緒に防災のお話を直接するコンセプトで進んでいます。私事、準備期間から取り組みをしています。7月頃から静岡県内(静岡市、藤枝市、富士市、御殿場市)のマルシェやお祭り会場で開催し、通常防災イベントで実施するイメージがある活動を、もっと身近に防災を感じてもらうようにしています。今回の報告は、11月26日に岐阜県安八町で開催した「100人のお産展」の会場で実施した様子の写真を貼ります。
良く聞くのが「防災訓練すら来てくれない!」との話に、何気ない日常空間で防災を感じるきっかけがないのか模索をしています。

● 計画や準備で気をつけたこと

お産の写真展と防災を掛け合わせるのには、私は全く違和感はありませんでした。何故なら昨年度静岡市で実施した「お産の写真展~生きる」を2日間開催し、赤ちゃん目線の防災ミニ講座を実施した結果、多くの反響がありました。その話を聞いた岐阜県の仲間が、私の想いを岐阜県に引き継いだ形になっています。そこに私が今年から展開していますNURIEを入れた感覚でして、ほとんど計画も気を付けることもありませんでした。ゆういつ言えるのは、怖がらせない、自然体で防災の話になるのみです。

 

実践の段階

 

● 実施した内容

① ぼうさいNURIE(オンライン防災自作のぬりえ活動)

② プラ板で避難リュック作り(ワークショップ)

 

● 実践中や、実施後の参加者の反応

各自治体など防災イベントを実施しています。

私たちは、普段、制服に身を包んだ方々と会うと、距離を感じてしまいますが 、来場された3家族が消防隊員のご家族だったことで、いろいろお話が出来て親近感を得ることが出来ました。

消防隊員の方のご家族と一緒にぬりえをしたことが、その家族の防災意識を高める効果があったこと。どう災害に向き合って良いか分からない、奥様がとても喜ぶ姿は、これまで、市民と消防職員との間に感じていた隔たりを壊し良い経験となりました。

継続の段階

 

● 課題に感じたこと

《ぼうさいNURIE》は、NURIE大使という役を設けています。私はその一人なのですが、今まで記載した内容で展開できる人材の育成が課題と感じています。ただぬりえをするのではなく、様々な災害経験を持ちながら、「生きるための防災」を真剣に考えて頂ける方です。こども一人ひとりとその家族と向き合い、学校防災では出来ない「防災教育」になる事を望んでいます。

 

● これからの期待や展望

今年度の「ぼうさいこくたい2023」で大掛かりに仕掛けた結果、今では各種防災講座で会う方にNURIEを見せると10人に1人程度の割合で見たことあるとか聞いたことあるというお返事をいただきます。(先日の内閣府主催避難生活支援研修会場でデーター取り・・・参加者40人中5人が該当)
今年度末にかけて千葉県のららぽーとイベント会場や、愛知県蒲郡市の防災イベント会場で展開します。
現在は、宮城、栃木、東京、神奈川、静岡、愛知、岐阜、京都、広島、愛媛、熊本、沖縄の各都府県で3月の練習から現在まで24回開催しています。もっと多くの地域でそして海外にも展開したいと考えています。

● 実践中の写真

※写真の掲載についてご本人の許可をいただいております。

 

年末年始休業のお知らせ(2023.12.29~2024.01.05)

下記の期間、年末年始につき休業いたします。
 2023年12月29日(金)から
 2024年1月4日(木)まで

業務開始は1月5日(金)09:30からとなります。
ご不便をおかけしますが、
何卒ご理解いただきますようお願い致します。

【終了】はなちゃん と けんとくん のおでかけ~大川小学校からそなエリア東京へ~2024年1月20日(土)

「いってきますと出かけて、二度と会えなくなったとしたら。」

 

大川小学校から“はなちゃんのランドセル“と“けんとくんのジャンパー”がそなエリア東京に来てくれます。ご両親からお話や、施設体験、ワークショップを通して「当たり前の日常の大切さ」を考えます。

 

 

特別展示期間:2024年1月10日(水)~28日(日) ※月曜日は休館です。

ご両親のお話&防災ワークショップ:2024年1月20日(土) 13:30~15:30 ※事前申込が必要です。

場 所:東京臨海広域防災公園 そなエリア東京

主催等:主催 東京臨海広域防災公園管理センター、(一社)防災教育普及協会
    共催 (公社)3.11メモリアルネットワーク

定 員:30名(定員に達し次第締切)

対 象:小学生以上~どなたでも
    ★ワークショップは小学生でも気軽に体験できます。
     ぜひお子様、ご家族と一緒にご来場ください。

内 容:はなちゃん、けんとくんご両親からのお話
    東京直下72時間ツアー体験
    「日常の大切さ」を考える防災ワークショップ

参加費:無料

申込み:定員となりました。

【会員限定】第5回オンラインミーティングのお知らせ(2023年12月16日・土)

会員限定オンラインミーティングについて

 

日頃より本協会の活動にご協力いただきありがとうございます。

本協会会員の皆さまを限定に、様々な防災教育実践に関する事例や防災教育教材のご紹介、会員の皆さまによる取り組み、その他様々な意見・情報交換などを目的とした会員限定オンラインミーティングを開催します。

これまで会員の皆さまが実践・支援してきた防災教育の実例や、教材活用方法のコツなどを中心に、防災教育に関する知識習得やスキルアップに役立つ内容を予定しています。

ミーティングは会員の皆さまからのご要望などもお伺いしながら、内容や開催頻度などを検討しますので、ご都合の合う方はぜひ積極的にご意見等をお寄せください。

 

◆概要

日時: 第5回 2023年 12月16日(土) 18:00~19:30

方法: Zoomミーティング形式

    ※技術的なご質問(音声・映像・通信不調等)にはお応えしかねます。
     事前のスピーカーやマイク、通信速度の確認にご協力ください。

申込: 不要です。Zoom情報は会員メールマガジンでご確認ください。

    ※メールマガジンが確認できない場合は お問い合わせ ください。

内容:
  ◆防災教育実践に関する情報や資料の共有
   【話し手】
    NPO防災教育研究センター赤鼻塾 藤澤 誠 会員

  ◆質疑応答、意見交換、次回ミーティング検討

その他:

 会員限定オンラインミーティングは当面の間、試験的な実施となります。内容、日時等は都合により変更となる場合がありますのでご了承ください。

 

【終了】第6回 防災教育特別セミナー「巨大地震に備える~長周期地震動・その実態と対策について考える~」11月22日(水)13時半 大手町サンケイプラザ

概 要

防災教育普及協会 第6回防災教育特別セミナー 巨大地震に備える~長周期地震動・その実態と対策について考える~

 大きな地震が発生した場所から数百キロ離れたところにも伝わりやすく、長い時間にわたって 大きく揺れをもたらす長周期地震動。東日本大震災でも、震源から遠く離れた東京都内で観測さ れ、高層ビルが長い時間にわたって大きく揺れ動き、室内の家具や什器が移動したり、天井の落下やスプリンクラーの故障、エレベーターの閉じ込め事故などが起きています。
 高層建築物が増えた近年、今後30年以内に70から80%の確率で発生することが懸念されている南海トラフ巨大地震においても対策が重要となっている長周期地震動について、地震学の観点から専門家が解説するほか、建築に関わる専門家を交えて、その実態と対策について事例紹介や討論を行います。

【主催】 一般社団法人 防災教育普及協会
【協力】 公益財団法人 日本法制学会・災害救援ボランティア推進委員会
【後援】 毎日新聞社・日刊建設工業新聞
【会場】 大手町サンケイプラザ https://www.s-plaza.com/access/

プログラム

【基調講演】一般社団法人防災教育普及協会 会長 平田 直(東京大学名誉教授)
【招待講演】 鹿島建設株式会社 技術研究所 主席研究員 福元 敏之 氏

【パネルディスカッション】

モデレーター 東京大学地震研究所 災害科学系部門 教授 楠 浩一 教授 
パネリスト  
国立研究開発法人 建築研究所 小山 信  氏
株式会社日建設計 貞許 美和 氏
鹿島建設株式会社技術研究所  福元 敏之 氏
東京大学名誉教授  平田 直 氏

申込方法

【募集人員】80名
【参加費】一般 7,000円  会員 5,000円
【申込】事前登録制 下記URLよりお申し込みください
 https://forms.gle/SePd6eSYUkwbZSF87
【募集締め切り】 11月20日(月)まで

お問合せ

一般社団法人防災教育普及協会
セミナー事務局 Email seminar (アット)bousai-edu.jp
※(アット)の部分を@に変更してお送りください。

日本災害伝承ミュージアム・ネットワークを応援しています!

一般社団法人防災教育普及協会(以下「本会」)は、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター が中心となって進めている「日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク」の取り組みを応援しています。

災害伝承施設間の連携や、施設が持つ教材・資料・プログラムなどのコンテンツを活用した防災教育の実践支援などで協力します。

詳細はネットワークのサイトをご覧ください。同サイトでは全国60を越える施設の情報が掲載されたマップも閲覧できます。ぜひ地元や近隣の施設を防災教育でご活用ください。

https://hitobou.com/museum-network/kokutai2023/