2019年7月7日(日)、東京臨海広域防災公園そなエリア東京で『防災ゲームDay2019 in そなエリア東京』を開催しました。前日から続く雨天にも関わらず、イベント参加者数は1,000名を越える盛況となりました。
イベントレポートは下記でダウンロードしてご覧いただけます。
2019年7月7日(日)、東京臨海広域防災公園そなエリア東京で『防災ゲームDay2019 in そなエリア東京』を開催しました。前日から続く雨天にも関わらず、イベント参加者数は1,000名を越える盛況となりました。
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2019年6月22日(土)、東京大学地震研究所で「第5期防災教育指導者育成セミナー気象災害編」を開催し、会員ほか55名の方が参加しました。
冒頭の開会挨拶では、平田会長より新潟・山形での地震についての説明があり、改めて災害への備え、防災教育の担い手の育成の重要性を強調されました。
第1講義は、東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター長の田中淳氏より「災害情報と避難行動」をテーマに行われました。
住民による避難行動のパターンや、避難行動のきっかけとなる「トリガー」、科学的な数値情報だけでなく避難行動には様々な要因が関わること等について具体的なデータを交えてご講義いただきました。
第2講義は、気象庁予報部予報課気象防災推進室防災気象官の高橋賢一氏より「気象災害について」をテーマに行われました。
気象庁による防災についての取り組みや災害情報の提供についてのご紹介がありました。また、住民自ら判断し行動することの必要性や、そのために求められる情報や防災教育等についてご講義いただきました。
休憩時間中には、会場内で事務局より気象災害(風水害)に関する教材について使用方法や事例をご紹介しました。
第3講義は、環境省大臣官房環境保健部環境安全課主査の石橋七生氏より「熱中症の予防教育について」をテーマに行われました。
特に災害時の活動等で想定される熱中症の原因や対策について、専門的な知見に基づきご講義いただきました。環境省で提供・公開している熱中症の予防教育に役立つ資料等についてもご紹介いただきました。
また、今期より新たに会員による事例報告を取り入れ、横須賀市立浦賀中学校長の丸瀬正氏より中学校における防災教育実践事例や、陸前高田市での修学旅行の様子などを、動画も交えながらご紹介いただきました。
続いて、実際に浦賀中学校の修学旅行を受け入れた側である、陸前高田市高田地区コミュニティ推進協議会副会長の武蔵野美和氏より、地域での防災教育実践事例についてご紹介いただきました。
参加者からは「なかなか聞くことができない話を聞くことができた、今後の防災教育に役立てていきたい」、「住民自身が判断できるように、気象情報などの理解を広めていきたい」、「事例報告で学校や地域の方による防災教育の具体的な事例を知ることができた」といった声がありました。
カテゴリ:活動実績
2019年6月22日(土)、第6回定時社員総会を開催し、各議案について賛成多数で承認可決されました。続いて第17回臨時理事会を開催し、事務局組織体制の変更、新規入会者の承認について提案があり、承認可決されました。
カテゴリ:活動実績
※このイベントは終了しました
防災教育に関するゲームや教材を体験しよう!!
2016年、2017年、2018年に引き続き、東京臨海広域防災公園管理センター、本協会主催で防災体験学習施設「そなエリア東京」を会場に下記のイベントを開催します!さまざまな防災教育に関するゲームや教材を体験することができます。
小さなお子さんや親子連れの方はボードゲームや各種体験プログラムで楽しく防災を学ぶことができます。教職員・学校関係者、防災関係団体、行政関係の方など防災教育に関わる方々は、レクチャールームで行われる体験会で実際にゲームや教材を用いた指導方法などを学ぶことができます。
イベント概要
名 称 : 防災ゲームDay 2019 in そなエリア東京
日 時 : 2019年7月7日(日) 10:00~16:00
会 場 : 東京臨海広域防災公園そなエリア東京
(アクセス:ゆりかもめ「有明」駅徒歩2分)アクセスマップはこちら
内 容 : 防災ゲーム、教材、資料の展示及び体験型講座
参加費 : 無料
申 込 : 申し込みは不要です。
体験会は先着順で2~30名が定員となります。
主 催 : 東京臨海広域防災公園管理センター
一般社団法人防災教育普及協会
協 力 : 防災教育チャレンジプラン実行委員会
災害救援ボランティア推進委員会
後 援 : 東京都教育委員会
イベント当日チラシ・タイムテーブル
体験会及び出展・紹介教材の一覧
(体験会・展示教材は変更となる場合があります)
(1)体験・展示紹介<10:00~16:00>2階レクチャールームほか
こちらの防災ゲームやプログラムは、開発された方々から直接、説明を受けながら体験することができます。
◆四季を通じて楽しめる児童館の防災プログラム(上富田ふれあいルーム)
★防災教育チャレンジプラン2018 防災教育大賞受賞団体★
11:00~ 小学生に大ウケ!新聞紙で遊ぼう!
13:30~ 大人の知恵か、子どもの発想力か!ダイパーバッグ活用法
◆津波からの避難計画検証+防災教育のための「キツネを探せ!体験講座」
(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ)
◆ダイレクトロード「海辺のマンション」(樋口貴洋・神戸市消防局)
◆ひなんくんれんゲーム(NPO北海道防災教育研究センター赤鼻塾)
◆災害医療クエスト&災害医療タッチの利用方法(産業技術総合研究所)
◆道路啓開疑似体験ツールどっかん!!
(名古屋大学どっかん開発チーム ※問い合わせ:日本ミクニヤ株式会社)
◆災害想定ゲームKIZUKI(NPO法人高齢者住まいる研究会)
◆市街地火災避難リスク・コミュニケーションワークショップ
(東京大学大学院工学系研究科廣井研究室)
◆自衛隊災害派遣カードゲーム
(自衛隊災害派遣カードゲーム制作委員会/合資会社インク)
◆災害発生!さぁどうする!?
(諏訪清二 防災学習アドバイザー・コラボレーター 、神戸学院大学現代社
会学部非常勤講師/株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)
◆ラグーサ共和国(個人制作)
◆防災教育教材「避難行動訓練EVAG(豪雨災害編)」
(国土防災技術株式会社)
◆防災クイズカルタ(法政大学チームオレンジ)
(2)展示紹介 <10:00~16:00>1階エントランス、2階踊り場
以下の防災ゲームや教材は、自由に展示閲覧、体験することができます。◆マークの教材は、開発者の方から当日説明を受けることができます(時間帯によってはお待ちいただく場合があります)。◇マークの教材については、後述する「防災ゲームコンシェルジュ」にご相談ください。
◇防災パネルシアター(wedo合同会社・ホイクリー)
◇災害インバスケット(株式会社インバスケット研究所)
◇防災学習ブック、かるた他(株式会社明石スクールユニフォームカンパニー)
◆まちのBOSAIマスター(NPO法人高齢者住まいる研究会)
◇災害そなえトランプ(株式会社ビバリー)
◆逃げ地図ワークショップ、安全行動トレーニング大地震編
(一般社団法人子ども安全まちづくりパートナーズ)
◇減災アクションカードゲーム
(東北大学グローバル安全学トップリーダー育成プログラム)
◇このつぎなにがおきるかな?「すいがい編・つなみ編」「どしゃさいがい編」
(防災教育ポータル|国土交通省)
◇小中学生向けマイ・タイムライン~逃げキッド~ほか(下館川河川事務所)
◇カンカン塔のみはりばん(TOA株式会社)
◇ワークショップ「経験したことのない大雨 その時どうする?」(気象庁)
◆学校向け教材「トランプで学ぶ自助・共助・公助」(防災教育普普及協会)
◆学校向け教材「避難誘導に協力しよう!」(防災教育普及協会)
◆防災学習ツール(東京臨海広域防災公園)
◇教科横断型の防災教育キット(神戸学院大学防災・社会貢献ユニット )
◇障がい者の災害対策チェックキット
(国立障害者リハビリテーションセンター)
◆災害情報&コミュニケーション演習-DICE(ダイス)-
(災害救援ボランティア推進委員会)
◇『被災』疑似体験ワークツール-SaTa-Sen(サタセン)-(みえ防災市民会議)
◆帰宅困難者支援施設運営ゲーム KUG
(東京大学大学院工学系研究科廣井研究室)
◇紙ぶるるほか「ぶるるくんのじこしょうかい」より(名古屋大学福和研究室)
◇災害対応カードゲーム教材「クロスロード」(チームクロスロード)
◇防災すごろくゲーム「GURAGURA TOWN」(NPO法人プラス・アーツ)
◇防災カードゲーム「なまずの学校」(NPO法人プラス・アーツ)
◇防災カードゲーム「シャッフル」(NPO法人プラス・アーツ)
◇避難所運営ゲーム「HUG」(静岡県)
◇災害状況イメージトレーニングツール「目黒巻」
(東京大学生産技術研究所目黒研究室)
◆学校向け教材「うさぎ一家の防災グッズえらび」(防災教育普及協会)
◆学校向け教材「災害状況を想像する力を身につけよう」(防災教育普及協会)
◆学校向け教材「災害時のコミュニケーションを学ぼう」(防災教育普及協会)
◇学校向け教材「災害時のトイレアクションを学ぼう!」
(NPO法人日本トイレ研究所)
◇防災教育用カードゲーム「ぼうさいダック」
(一般社団法人日本損害保険協会)
◇防災教育プログラム「ぼうさい探険隊」(一般社団法人日本損害保険協会)
◇防災教育教材『カードで学ぶ非常持出袋』
(神戸学院大学防災・社会貢献ユニット )
◇iPad防災教育アプリ「スキナのセレク島」シリーズ
(パステルハートプロジェクト)
◇「地域における防災教育の実践に関する手引き」(内閣府防災担当)
◇東京防災及び防災ノート小学校~高校版(東京都)
特別プログラム
当日は防災について楽しみながら学べるスタンプラリーや、専門家による特別講義、イチオシの防災ゲームや教材の体験会、指導者向けの講習、防災ゲームコンシェルジュによる教材紹介など、特別プログラムを予定しています。詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
スタンプラリー
防災・減災スタンプラリー(シャチハタ株式会社/東北大学)
小学校の体育館や実際の避難経路で、スタンプラリーをおこないながら、防災・減災の知識を学びます。 スタンプをおしながら避難経路を回り、楽しく防災・減災の知識を学ぶことができます。 スタンプラリー内のクイズを通じて、災害への備え・被害を低減させるための行動を自分で考え、実践する力を育てることができます。-シャチハタ株式会社ホームページより-
https://www.shachihata.co.jp/stamprally_service/product/disaster_prevention.html
特別講義 <12:45~13:15>2階レクチャールーム
「首都直下地震の備え」
( 講師:東京大学地震研究所教授・防災教育普及協会会長 平田直 )
最新の研究成果に基づく、首都直下地震の様相や対策について学ぶことができます。
自衛隊等 災害派遣車両展示 <10:00~16:00> 会場入口
「自衛隊災害派遣カードゲーム」にも登場する災害派遣車輌の特別展示です。災害支援での役割や機能を、実際の車両を見ながら学ぶことができます。
(協力:防衛省自衛隊東京地方協力本部ほか)
【展示予定車両】
・自衛隊車両 3 1/2t ダンプ
・自衛隊車両 野外炊具1号(22改)
・警視庁 車両
・NTT、ドコモ、KDDI、ソフトバンク 各社車両
防災ゲームコンシェルジュ <10:00~16:00> 2階ブース
実施環境や実践上の課題に応じてオススメの防災ゲームや教材を紹介します。学校・家庭・地域での利用方法やその他防災教育全般についてなんでもお気軽にご相談ください。
防災ゲームコンシェルジュ :
一般社団法人防災教育普及協会 教育事業部長
宮﨑 賢哉(災害支援・防災教育コーディネーター/社会福祉士)
※ご相談は先着順に承りますが、対応にお時間をいただく場合もございます。
※当日、展示・紹介していないゲームや教材についてのご相談も承ります。
当日、コンシェルジュカウンターで配布する各種資料は、事前にダウンロードして当日お持ちいただくことができます。より詳しく相談したい方はご活用ください。
出展の申し込みについて<終了しました>
※2019の出展者募集を終了しておりますが、資料はご覧いただけます。
次回以降の出展をご検討される際にご活用ください。
防災ゲームDay2019でブース出展や体験会の実施、資料配布等をご希望の個人・団体の方は、下記の出展者向け案内をご確認ください。
お申込みは、申請様式をダウンロードしていただき、下記メール添付またはFAXで事務局までお送りください。
メール: info(アットマーク)bousai-edu.jp
FAX: 03-3556-8217
6月10日(月)午後6時半より、ラジオ日本「都市防災最前線」提供:MRD に防災教育普及協会会長 平田 直(東京大学地震研究所 教授)が出演し地震と防災について語りました。
【会員レポート】では、本協会会員の皆さまから寄せられた防災教育実践報告などをご紹介しています。掲載をご希望の方は、事務局まで情報をお寄せください。また、レポートを掲載された方へのご相談や講師派遣依頼につきましても、事務局までお気軽にお問い合わせください。
情報提供者: 岡村 智樹 様(樹実防災株式会社)/個人正会員
ご連絡先: kun7korobi8oki (アットマーク) gmail.com
情報提供日:2019年4月24日
タイトル:消防設備士として「防災教育」を実践
※本レポートは『地域における防災教育の実践の手引き(内閣府・防災教育チャレンジプラン』(PDF/内閣府ホームページ)で示される準備・実践・継続の各段階に合わせて情報提供いただきました。
▼実施(依頼)の経緯、きっかけ
私は三十余年間、消防用設備の点検等を通じて、様々な事業所にて「防災訓練」を実施してきました。
その中で思ったのは、小学校や中学校での防災訓練時に私が子供の頃経験した防災訓練内容と然程変化がなかった事でした。しかし近年火災を含む災害が多く、子供たちのような「弱者」が被害に遭うケースを見逃すことが出来ませんでした。
そこで消防用設備等の仕事の傍ら地域の消防団等の活動を通じて学んできたことを、今の子供たちに伝える事により将来大人になったときに地域活動等で役に立ててもらえたらどんなに素晴らしい事なのかと思い始めることにしました。
▼実施している内容
① 人の生命が誕生してからの「火の歴史」を通じて、火の大切さや火の怖さを伝えています。人はどうやって「火」を手に入れ活用したのか。それを応用し戦争の武器や原子力発電所爆発等による人や環境への影響を話しています。
② 小学校PTA活動をしていた私は、東日本大震災を経験した宮城県の山下第二小学校と交流があり、当時の校長先生から頂いた被災した校内外の写真数枚を使い、先生の言葉を頂きながら津波の怖さを伝えています。
③ 災害に関する映像を見てもらいます。日本国内において、子供教育に関する防災ビデオ等は非常に少ないため、独自に資料を集めています。例えば、台風等による豪雨で電線が切れるとどうなるか?川で遊んでいると上流から鉄砲水が流れてくると、どのように増水するのか?等です。この映像は実際に感電したり川に流される映像がありますので、事前に学校側と協議して「R15」仕様に編集したものを子供に見せています。
④ 消防用設備等を知る事で、安心感を持たせるために「実験」をします。消火器を子供の目の前で分解して中身を見せ、加圧用ガスを動作させて密封容器の破裂を想像させます。粉末薬剤にも触れてもらい、放射した時に視界が遮られる事を伝えています。スプリンクラーの放出口に膨らませた風船を繋ぎ、バーナーで実際に放出口を動作させます。どのくらいでスプリンクラーが動作し、どのくらい水が出るのかを伝えます。誘導灯にも種類があることを話し、仮設でコンセントに繋いで点灯したものを抜く事(停電)するとどのように付くのか?など、消防設備士の資格を持っている知識を生かしながらお話をしています。
⑤ 「率先避難者たれ!」を伝えます。パニック時における人間の行動学を、子供たちに分かりやすくかみ砕いてお話をします。
⑥ 私は、東日本大震災の時に東京他内で大地震を経験しました。その後の様子(計画停電や物資の不足など)を話します。避難所の様子や海外での避難所の様子を説明し、子供たちや一緒に参加されている大人達に今の地域社会での限界を知ってもらいます。最後に「平常時だからこそ出来る事」と言って終了となります。
毎回、以上の内容で与えられた時間や集まる予定の方々の性別や年齢層によりアレンジしながら実施しています。例えば子育て世代が多い、高齢者が多い、お役所の方が多い等です。事前打ち合わせの時に、古地図を閲覧したり、会場付近を歩いて肌で地域を感じたりもします。
▼参加者の反応
とにかく皆様真剣になります。見るもの聞くものが真新しいのもあると思いますが、終了した後の「質問コーナー」が皆様にとって有意義な時間だと思います。
毎回一番反応が良いのが、「実験」です。腐食した消火器が何故危険なのか。スプリンクラーの放水を聞いて「慌てる事がない」事を知った。誘導灯の見方が分かった等きりがありません。津波の影響がある地域では、「堤防の高さや避難タワーを高くすることより、皆様の心の堤防を高くして下さい」に、納得されています。
▼課題に感じていること
私は、NPO等の活動ではなく、自分の仕事(消防用設備等の工事やメンテナンス)をしながら企画・打ち合わせ(現地含む)・資料作成をしています。よって講演活動に関しては有料にしている事です。
情報収集については、各地の防災チームさんや海外の防災関係者と少し繋がりがありますので情報の更新や新ネタ等には助けられています。また、地元の大学の先生等と、要支援者宿泊型防災訓練の企画運営や近所の動物病院院長の「ペット避難」提唱者の方々のお力添えも非常に助けられています。
▼これからの期待や展望
「防災教育は子供から」
私は20年以上前から思い続けていました。今は子供でも20~30年経つと、立派な地域社会の成人です。その時に「防災の心」を持った人間となり、またその方をサポート出来るような防災に対して「強い心」を持てる子供を一人でも多く育成したいと思っています。
防災は決して火災や地震・津波、噴火だけではないと思います。人々に「災い」があることを指します。その災いに対して、直ちに行動出来る方の育成でもあるのです。
「パニック時の行動学」では、約1割程度の人しか正常に直ちに行動を起こす事しかできず、残りの大多数は何も出来ないどころか我を忘れてしまう方もいるのです。 それらを「平常時」に少しでも多くの子供たちにお伝えしたい。それが私の理念です。
カテゴリ:教材・事例紹介
2019年4月23日(土)、南阿蘇村主催、モンベル南阿蘇店・あいおいニッセイ同和損害保険㈱共催の「くらしの中の防災セミナー」が開催され、本協会が企画・運営・講師派遣で協力しました。
セミナーでは冒頭に平田直会長が監修、本協会が協力した映像資料「熊本地震・連続震度7 内陸の浅い地震の怖さ(制作・著作 映学社)」を用いて、平成28年熊本地震について振り返り、地震防災の要点を確認しました。
続いて防災ゲーム「減災アクションカードゲーム」と「クロスロード」を用いたワークショップを行いました。参加者は熊本地震の経験を思い起こしながら、それぞれの場面での安全行動や、問題解決について話し合いました。
その後、モンベル南阿蘇店による「アウトドアの知識を活かしたライフライン確保のテクニックセミナー」が行われました。