愛知県刈谷市のNPO法人「ぎふと」が主催する防災講演会とシンポジウムを担当させていただきました。発達障害児と保護者や支援者の備えについて参加者の皆さんと一緒に考える機会となりました。冒頭に発達障害児・者やその家族、また被災された方を支援する際に重要な『孤独と孤立』の違いや『孤立を防ぐ』大切さについて、子育てや支援活動の体験などを踏まえて紹介しました。また、東日本大震災当時の障害者(発達障害児・者)の状況について具体的なデータに基づく解説、発達障害児とその保護者・支援者の家庭や地域での備えについて、ポイントを整理しながらご紹介させていただきました。
休憩をはさんで「シンポジウム」には、主催団体の代表者の方、刈谷市危機管理課の方、主催団体メンバーの方(保護者代表)をパネリストとして、筆者はコーディネーター・ファシリテーターとして参加しました。市や保健センターなどへの事前の質問について回答していただきながら、刈谷市の対策を中心に、会場と意見交換しながら進行しました。
9月10日(日)に、本講演会を受けて実際に発達障害児や保護者にとって重要な『体験』をメインとしたイベントが企画されており、主催者から告知が行われました。なお、参加者からの意見については、アンケート結果の公開許可を得ていますので、下記からダウンロードしてご覧ください。
(報告:事務局長/宮﨑)
【参加者アンケート結果】
・170615_NPOぎふと防災講演会アンケート結果[PDF/923KB]
【リンク】
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