活動実績

都立高校で防災体験学習、応急救助やトイレ設営学ぶ

練馬区内の都立高校で、3年生全員を対象とした防災体験学習のコーディネート・指導を行いました。消防署、防災課、社会福祉協議会の協力を得て、応急救助や搬送、災害ボランティアセンターの体験や起震車、ロープワーク、仮設トイレ設営、災害時の灯りの確保など様々なプログラムをそれぞれ40分ほどかけてじっくりと体験しました。生徒は普段はなかなか経験できない応急救助活動や仮設トイレの設営に積極的に参加していました。

30887108042_7119741aa0_z(仮設トイレ設営) 

31003562235_567fda6b6f_z(応急救助)

31003583815_f250dd94eb_z(災害ボランティアセンター体験)

都立高校で避難所体験学習の事前講義、防災ビンゴにチャレンジ

練馬区内の都立高校で3年生全員を対象に翌週に行われる避難所(防災)体験学習の事前講義を行いました。阪神・淡路大震災以降の避難所での課題や、高校生にできるボランティア活動事例など映像を用いながらご紹介しました。また、避難生活に役立つ防災グッズについて能動的に考えてもらうため「防災ビンゴ」を実施しました。参加した教員からは「防災ビンゴは思っていたよりも生徒が楽しみながら参加していた、自分のこととして考えてもらうきっかけになった」といったコメントをいただきました。

都立高校で防災体験学習、教員も指導を担当

豊島区内の都立高校で、1年生全員を対象とした防災体験学習の指導及びコーディネートを行いました。同校での防災体験学習は6年以上続く、継続的な取り組みとなっています。地元消防署、防災課、社会福祉協議会、そして教員がそれぞれ応急搬送や仮設トイレ、非常食などの体験コーナーで指導を担当しました。弊会は「災害救援ボランティア推進委員会」と連携し『災害時の灯りの大切さ』についての体験学習指導を行いました。

31056355725_e5aeb6f23e_z(避難スペース体験)

30915529681_62a5301951_z(災害時の灯りについて)

 

 

内閣府『平成28年度東南アジア青年の船』課題別視察で講義と模擬授業を実施

国立オリンピック記念青少年総合センター(渋谷区)で「東南アジア青年の船(第43回)」に参加している青年団に防災教育についての講義と模擬授業を行いました。同事業では、フィリピン、シンガポール、インドネシアなど東南アジア各国と日本の20代の若者が参加し、各国の訪問やディスカッションを通じて国際社会でリーダーシップを発揮できる人材の育成を目指しています。同事業への協力は本年度で2回目となります。

国内災害の事例と教訓、防災教育の大切さ、「地域における防災教育の実践に関する手引き(英語版)」や、「東京防災(英語版)」を配布しての紹介を行い、実際に日本の学校で実施されているアクティブ・ラーニングによる防災教育を体験していただきました。

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▶ 平成28年度「東南アジア青年の船」事業(第43回)概要[内閣府HP)arrow001_blue

明治大学「震災復興支援プロジェクト」で親子向けの災害トイレワークショップを実施

明治大学(千代田区)の第19回ホームカミングデー「震災復興支援プロジェクト」で、災害トイレワークショップを実施しました。予想をはるかに上回る親子に参加していただき、1歳の女の子から小学生まで、幅広い年代の子どもたちとその親御さんに災害時のトイレについてワークショップ形式で体験していただきました。ダンボールを使ったトイレづくりや、断水しても家庭のトイレを有効に使う方法など、参加した親子はコミュニケーションをとりながら熱心に作業していました。このイベントについての報告は、明治大学ホームページからもご覧いただけます。

● 第19回ホームカミングデー「震災復興支援プロジェクト」、明治大学HParrow001_blue

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群馬県生涯学習センターで避難所運営について学ぶ社会教育実践研修

前橋市(群馬県)の群馬県生涯学習センターで『避難所運営ゲーム(HUG)で学ぶ、避難所運営の実際』をテーマとして、公民館や教育委員会、学校教職員に対する社会教育研修が行われ、市民を含めておよそ40名が参加しました。ワークショップやコミュニケーションに関する研修を受講された経験がある方も多く、参加者の方々はそれぞれの立場から積極的にゲームや議論に参加し、熱のこもった研修となりました。「うちの地域でも実践したい、どこで購入できるのか」といった質問も複数いただき、これからの地域での展開が期待される研修となりました。

同センターが発行する「生涯学習ぐんま」でも本研修が紹介されています。

 ○ 特集 課題解決支援事業 – 群馬県生涯学習センター 

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春日部市市民アカデミー教育講演会で防災講話

春日部市(埼玉県)が主催する市民アカデミーで、宮崎事務局長が教育講演会にて防災講話を行いました。『忘災(ぼうさい)から防災へ』を演題とし、繰り返しおきている日本の災害の歴史、自助・共助・公助の大切さ、防災教育の意義などについて、市民アカデミーのテーマでもある「人権」を取り入れながらの講義となりました。参加者からは「天災は忘れたころにやってくるという教訓を念頭に、日頃から防災について考えておきたい」「いざ災害が起こった際、地域で協力して助け合うことの重要さを再認識した」といった意見がありました。イベントの様子は春日部市ホームページよりご覧いただけます。

● 春日部市/市民アカデミーを開催(平成28年10月20日)arrow001_blue