活動実績

【報告】防災ゲームDay2017を開催、親子連れなど800名以上が参加

2017年7月2日(日)、東京臨海広域防災公園にて『防災ゲームDay2017inそなエリア東京』を開催しました。35種類を超える防災ゲームや教材・プログラムを展示紹介したほか、体験型講座により実際に防災ゲームを楽しんでいただきました。

当日ご参加いただきました皆さま、また出展・指導等でご協力いただきました皆さまに御礼申し上げます。詳細なレポートは下記をクリックしてPDF形式でダウンロードできます。

  ▶【レポート】防災ゲームDay2017inそなエリア東京イベント報告書[PDF]

2016年に引き続き2回目となる今回は、出展・紹介の規模を大きく増やして実施しました。これに伴い、参加者も親子連れなどを中心におよそ800名以上と昨年の353名の2倍以上となりました。詳細な報告は後日公開させていただく予定ですので、今しばらくお待ちください。

また当日展示・配布した資料に残部がございます。ご希望の方は こちら のお問い合わせフォームから【その他】を選択し、必要事項に全てご記入のうえ、【7/2資料希望】とお送りください。

※なお資料は原則として残部があるもののみとなります。ご希望の資料が同封されていなかった場合は、お手数ですが個別にご相談ください(弊会で印刷・提供が困難な場合もございます。お急ぎの場合は上記イベント概要から作成・販売元に直接お問い合わせください)。

◆体験講座


(中央大学チーム防災・りこボラ!による「ダイレクトロード」)


(NPO北海道防災教育研究センター赤鼻塾による「ひなんくんれんゲーム」)


(高齢者住まいる研究会による「災害想定ゲームKIZUKI」)


(子ども安全まちづくりパートナーズによる「逃げ地図」)

◆資料展示

 
(各種教材を展示、コンシェルジュによる解説)

 

☆ラジオ放送のお知らせ☆

2017年7月10日(月)夜、22:00~23:10のニュース番組「NHKジャーナル」特集コーナーで防災ゲームDay2017の様子などが紹介されました。

http://www4.nhk.or.jp/nhkjournal/

また、 ネットラジオ「らじる★らじる」でネットでリアルタイムにて、さらに1週間はアーカイブで聞くことができます。

http://www.nhk.or.jp/radio/

企業研修で安全管理担当者向けに災害シミュレーションと搬送訓練

東京都日野市で行われた企業研修で、安全管理担当・営業者向けの講座を弊会が担当しました。災害の歴史と教訓、家庭の防災対策、BCP等についての解説について講義を行ったのち、防災教育教材『災害状況を想像する力を身につけよう』を用いたグループワークを行いました。実際に工場・現場で安全管理を担当される方々ということで、熱中症や事故等で、傷病者が発生した場合の応急搬送実技訓練も併せて行いました。参加者からは「実際に人を運んだのは初めてだが、こんなに重いとは思わなかった」、「1人でも方法を知っていれば何とか運べることが分かった」といった感想がありました。

東京学芸大学附属小金井中学校で防災体験学習を指導

東京学芸大学附属小金井中学校で、1年生を対象とした1日防災体験学習が行われました。弊会と関連団体である「災害救援ボランティア推進委員会」職員と、ボランティアさんと協力しながら指導を担当しました。体験は1回30分で、4クラスを3班に編成してローテーションする型式で行いました。なお、同校での防災体験学習指導は今回で4回目となります。

 

応急救助・応急搬送に関する体験、三角巾体験、災害時の灯りの確保に関する体験の3つを行いました。生徒は各指導員の体験中もメモをとるなどして積極的に学んでいる姿が見られました。参加した先生からは「本や講義で学ぶ知識には限界がある。実際に体を動かして、体験してこそ学ぶことがたくさんあると思う。今回の学習を通じて、自分に何ができるか考えるヒントにしてほしい」といったコメントをいただきました。

コミュニティ・スクールを通じた災害に強い地域の輪づくり 埼玉県で

埼玉県立総合教育センターが例年実施している「災害に強い地域の輪づくり講座」を平成29年度も弊会が担当しました。同講座は、県内の学校や公民館の教職員や教育関係部署、市区町村防災担当部署などが幅広く参加する一日研修です。例年は「避難所運営」を中心的なテーマとして行ってきましたが、本年度より『災害に強い地域の輪』についてより具体的な説明と提案を加えました。

埼玉県では文科省が進める『コミュニティ・スクール』の推進に力を入れており、本講座参加者の多くが関心事としていました。そのため、午前の部では「災害」とは「被災者・復興」とは何かといった基本的な問いについての説明から、「地域の輪」をつくるための防災教育、新学習指導要領で示される要点との関連などを中心にお話しました。また『地域における防災教育の実践に関する手引き』を紹介し、具体的な防災教育実践のヒントをご紹介しました。

午後の部では『避難所運営ゲーム(HUG)』を使ったワークショップを行いました。アクティブ・ラーニングを意識した話し合い(学び合い)の工夫、夜間に実際に「避難所運営本部会議(緊急)」が開催されるという想定での振り返り、ワールドカフェ方式での共有など、参加者が防災だけでなく日々の学校教育や地域教育で役立つポイントを交えながら進行しました。

 

総合教育センターが実施したアンケートでは、6時間以上に及ぶ長時間講座ではありましたが「内容や難易度など分かりやすい内容であったか」、「今後の教育実践に役立つ内容であったか」という評価軸において、全ての参加者の方から「そう思う」とご回答いただきました。

刈谷市の発達障害児支援NPO主催講演会で講義とシンポジウム

愛知県刈谷市のNPO法人「ぎふと」が主催する防災講演会とシンポジウムを担当させていただきました。発達障害児と保護者や支援者の備えについて参加者の皆さんと一緒に考える機会となりました。冒頭に発達障害児・者やその家族、また被災された方を支援する際に重要な『孤独と孤立』の違いや『孤立を防ぐ』大切さについて、子育てや支援活動の体験などを踏まえて紹介しました。また、東日本大震災当時の障害者(発達障害児・者)の状況について具体的なデータに基づく解説、発達障害児とその保護者・支援者の家庭や地域での備えについて、ポイントを整理しながらご紹介させていただきました。

休憩をはさんで「シンポジウム」には、主催団体の代表者の方、刈谷市危機管理課の方、主催団体メンバーの方(保護者代表)をパネリストとして、筆者はコーディネーター・ファシリテーターとして参加しました。市や保健センターなどへの事前の質問について回答していただきながら、刈谷市の対策を中心に、会場と意見交換しながら進行しました。

 

9月10日(日)に、本講演会を受けて実際に発達障害児や保護者にとって重要な『体験』をメインとしたイベントが企画されており、主催者から告知が行われました。なお、参加者からの意見については、アンケート結果の公開許可を得ていますので、下記からダウンロードしてご覧ください。

(報告:事務局長/宮﨑)

【参加者アンケート結果】

 ・170615_NPOぎふと防災講演会アンケート結果[PDF/923KB]

【リンク】

 ・NPO法人「ぎふと」ホームページ

芝浦工業大学附属柏中学校で全校防災講演会

芝浦工業大学附属柏中学・高等学校が独自に取り組んでいる「安全の日」の一環で防災講演会を担当しました。『生命の大切さを考える防災活動』をテーマに、防災の基本的な考え方や、災害発生時の身の守り方、平時の備えのポイントなどを紹介しました。講演後は各クラスに戻り、災害状況をシミュレーションするワークシートへの記入と、振り返りシートへの記入を行いました。

日本コープ共済で職員研修、応急手当を実技指導

日本コープ共済生活協同組合連合会主催の職員研修で、心肺蘇生法及びAED操法や三角巾・搬送法など応急手当の実技指導を行いました。東京消防庁「応急手当普及員」として10年以上の指導経験※を持つ宮﨑事務局長と、協力団体である『災害救援ボランティア推進委員会』のスタッフが指導を担当しました。参加者からは「実際に体験してみると難しいと感じたが、経験したことが実際に行動するきっかけになると思う」といった感想がありました。

弊会では児童生徒から社会人の方まで、応急手当や避難生活体験など実技を含め、幅広い視点での防災教育普及啓発に取り組んでいます。講師派遣依頼だけでなく「こんなことを学びたい、体験したいけどどうしたらいいのか分からない」といったご質問やご相談も受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

  

※災害救援ボランティア推進委員会等が行う災害救援ボランティア講座内「上級救命技能講習(指導:東京防災救急協会)」