群馬県北毛地区の社会教育委員、行政関係者およそ80名を対象に「社会教育委員の役割~あなたの地区の公民館や学校が避難所になったら~」をテーマとした講義・演習を、弊会派遣講師が担当しました。冒頭に講師の宮﨑事務局長より、これまでの災害の教訓と、避難所運営における初動対応のポイントや、学校・家庭・地域連携のあり方などが紹介されました。その後、避難所運営ゲーム(HUG)を用いたワークショップを実施しました。
群馬県北毛地区の社会教育委員、行政関係者およそ80名を対象に「社会教育委員の役割~あなたの地区の公民館や学校が避難所になったら~」をテーマとした講義・演習を、弊会派遣講師が担当しました。冒頭に講師の宮﨑事務局長より、これまでの災害の教訓と、避難所運営における初動対応のポイントや、学校・家庭・地域連携のあり方などが紹介されました。その後、避難所運営ゲーム(HUG)を用いたワークショップを実施しました。
横須賀市教育委員会主催「防災教育研修講座」が開催され、本協会の平田会長(東京大学地震研究所)が講演を、宮﨑事務局長がワークショップを担当しました。平田会長からは、昨今の地震災害の状況を踏まえて、横須賀市で想定される地震災害等について専門的な知見から防災教育の必要性を紹介しました。宮﨑事務局長からは、防災教育教材『減災アクションカードゲーム(東北大学)』や『このつぎなにがおきるかな(国土交通省)』を活用して、教材体験型ワークショップを通じて指導のポイントを紹介しました。
埼玉県総合教育センター主催の県立高等学校・公立小中学校等新任教頭研修会で『防災教育の取り組みについて』をテーマに講演を行い、頻発する大規模災害の事例や教訓、地域における防災教育実践の要点、防災教育教材の活用方法などを紹介しました。防災教育実践支援ツールとして、下記の記事で紹介しているガイドチャートやサポートシートなども紹介しました。
2018年3月27日(火)、社会福祉法人国立保育会の新入保育士研修で、本協会派遣講師が防災対策の基本や幼児向け教材について紹介しました。首都圏で想定される地震災害の特徴や基本的な備えのほか、園児が在園中に地震が発生した場合の初動対応について、時間軸でポイントを確認しながら開設しました。教材は『防災ダック』を紹介し、実際に講師が園児に対して行った際の注意点などを含めて模擬体験を行いました。
【参考リンク】
2017年10月19日、埼玉県立鳩山高校で災害時対応教職員研修を担当しました。避難所運営ゲーム(HUG:静岡県ホームページ )を用いて、高校を避難所として開放する場合の対応について考えていただきました。高校周辺には小中学校がなく、またご高齢の方が多く居住されているということで「いちばん身近で安心できるところ」として高校が避難先になることも想定される場所です。多くの教職員が参加し、それぞれの班ごとに対応を協議しながら避難所運営について考えました。
8月24日に東京都東村山市で約560名、翌25日は埼玉県加須市で約70名の小中学校教職員を対象とした防災教育研修会が行われました。
8月24日午前は小学校教員を対象として『助け合う防災教育〜学校・家庭・地域のつながりをつくる〜』をテーマに講義と模擬授業を行いました。防災ゲームについて学ぶ教材を用いて、実際に男女2名ずつの先生に「小学校3年生」の気持ちになってご協力いただき、舞台上で防災グッズえらびを体験してもらいました。
午後は中学校教員を対象とし、アクティブ・ラーニングを強く印象づける「災害状況を想像する」ワークシートを用いた模擬授業を行いました。前提となる知識や思考力も必要であること、指導者がどう学びに結びつけるかが重要であることなどを、質疑応答も交えてお伝えしました。
翌日8月25日は小中学校教職員合同で行われました。前半では小学校向けに防災用語が書かれたカードを用いたゲーム、後半は中学校向けに前述のシミュレーションワークを体験していただきました。
講義部分では、災害から守りたいものや当たり前の日常に向き合う大切さ、助けられる側から助ける側へという意識付け、防災教育は先生(学校)・保護者やPTA(家庭)・防災組織や住民(地域)との連携が重要であるといった点についてお話しました。
学校・家庭・地域が連携した『地域における防災教育の実践』については、下記の記事でも詳しくご紹介していますので、併せてご覧いただければ幸いです。また、研修で使用した教材についてもご希望の方にはデータで提供しております。お気軽にお問い合わせください。
● 防災ミニ講座「地域における防災教育の実践」 – 災害救援ボランティア推進委員会
(宮﨑賢哉)
埼玉県から「コミュニティスクール」として指定されている、本庄市内の中学校で職員研修を行いました。教員だけでなく、教育委員会、PTA、自治会長さんなど約50名が参加され「学校・家庭・地域の連携よる災害に強い地域の輪」について、講義・演習を行いました。
演習では避難所運営ゲーム(HUG)の図面を学校オリジナルのものにアレンジしていただいたものを使用しました。参加された先生からは「実際の学校の図面を使うとリアリティが違う」、「マンホールトイレなど、教員でも場所が分かっていない場合もあり、よい機会になった」とお声がけいただきました。
研修の様子は、平成29年8月25日(金)の埼玉新聞県西・県北版に掲載されています。紙面をご覧になりたい方は事務局までお問い合わせください。
(宮﨑賢哉)