本協会の 平田 直 会長(東大地震研教授)が、平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57 年5月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。
平田教授は、地震学の第一人者であり、特に地震観測の分野において優れた成果を残しているほか、防災教育活動や防災行政への有用な提言を行うなど、その活動は非常に幅広く、研究活動においては、大規模かつ集中的な観測によって地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を明らかにする等の取組を行っており、高い学術成果を挙げています。
また「一般社団防災教育普及協会」の会長や「防災教育チャレンジプラン」実行委員を務め、防災教育の普及に積極的に取り組む等、多岐にわたり活動を行っております。防災行政においても、中央防災会議委員、中央防災会議防災対策実行会議「南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループ」主査、地震調査研究推進本部「地震調査委員会」委員長を務め、数多くの有用な提言を行うなど、地震学の専門家として非常に幅広く活躍しており、防災行政における貢献度は絶大であることが認められました。
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平成29年9月9日(土)、東京臨海広域防災公園・弊会共催で「音の防災シアター」を開催します。シアターはTOA株式会社・NPO法人子どもとアーティストの出会いが実施しているもので、音をテーマとした防災人形劇です。
幼稚園~小学校中学年を対象としていますが、音をテーマにした防災教材は珍しく、関東圏での上演は貴重な機会となります。
一般の方や防災関係者の方もお気軽にご来場ください。
(参考リンク)
・カンカン塔のみはりばん – TOA株式会社
以下、東京臨海広域防災公園ホームページ からの転載です。
そなエリア東京に人形劇がやってくる!!
劇のテーマはズバリ“音”!
災害時に重要なのは情報をいち早く知ること!
警報などの危険をしらせる音について、みんなで楽しく考えてみよう!
【日時】9月9日(土) 1日3回公演
11:00~/13:00~/14:00~
【参加費】無料
【場所】2Fレクチャールーム
【共催】一般社団法人防災教育普及協会
【協力】災害救援ボランティア推進委員会
7月28日(金)、一般社団法人指定管理者協会 様[外部リンク]にお伺いし、地域防災と指定管理についての意見交換を行いました。同協会は平成15年9月に導入された『指定管理者制度』に伴い、公の施設運営に民間が関わるうえでの様々な課題を共有する場や仕組みをつくる活動に取り組まれています。
また、東日本大震災や平成28年熊本地震ではいち早く指定管理者の災害対応について調査を行い、具体的な調査結果を公表し、提言としてまとめられるなど、防災対策にも精力的に活動されています。
1.平成23年度調査 「東日本大震災が指定管理者制度によって運用される施設に 与えた影響に関する調査」[外部リンク]
2.平成29年度調査「熊本地震において指定管理者制度で運用される施設が 避難所または避難先として受けた影響についての調査結果報告」[外部リンク]
3.平成23年度提言のまとめ[外部リンク]
東日本大震災、平成28年熊本地震、またその他の自然災害においても、指定管理者は民間事業者でありながら、災害対応業務という公的支援の一部を担っています。特に施設(建屋)を持つ指定管理者は避難所としての対応を迫られました。
今回「地域防災力強化に向けた指定管理者の防災対策・災害対応について」を主なテーマとして、弊会から同協会にご連絡したところ、情報交換の機会を設けることについてご快諾いただきました。
指定管理者の防災対策・災害対応について、同協会の方からは大きく3つの課題をご教示いただきました。
① 施設(建屋)の安全性が判断できないため、避難者を受け入れが難しい。
② 危険な区域・環境での勤務も想定されるが、身分保障がない。
③ 契約や協定等に関わらず避難者は来るので、実質24時間365日対応しなければならない。
施設(建屋)や公園・緑地などは、行政の指定に関わらず近隣住民が安全を求めて避難してきます。指定管理者は民間職員ではありますが、住民からは公的職員として見られるため、自身・自社が被災していても対応を迫られることになります。
こうした課題について、防災教育や平時の防災活動が指定管理者に対して貢献できることは何かお伺いしたところ、重要なヒントをお示しいただきました。
● 行政との連携 : 指定管理者と行政とで事前の協議の場を持つ
● 指定管理者の教育 : 研修会、地域の防災訓練などへの積極的な参加
● 近隣住民への教育 : 避難所や避難場所の適切な理解と避難しなくてもよい備え
弊会からは、これまでに実施してきた防災教育訓練や企業社員向け研修、各種イベント等についてご紹介されていただきました。指定管理者向けまたは近隣住民向けの防災セミナーや訓練の企画提案、合同の研修会や指定管理者向けのマニュアル作成等について双方で引き続き協議・情報交換の場を持っていくこととなりました。
ご対応いただきました一般社団法人指定管理者協会の皆さまに御礼申し上げます。
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2017年7月2日(日)、東京臨海広域防災公園にて『防災ゲームDay2017inそなエリア東京』を開催しました。35種類を超える防災ゲームや教材・プログラムを展示紹介したほか、体験型講座により実際に防災ゲームを楽しんでいただきました。
当日ご参加いただきました皆さま、また出展・指導等でご協力いただきました皆さまに御礼申し上げます。詳細なレポートは下記をクリックしてPDF形式でダウンロードできます。
▶【レポート】防災ゲームDay2017inそなエリア東京イベント報告書[PDF]
2016年に引き続き2回目となる今回は、出展・紹介の規模を大きく増やして実施しました。これに伴い、参加者も親子連れなどを中心におよそ800名以上と昨年の353名の2倍以上となりました。詳細な報告は後日公開させていただく予定ですので、今しばらくお待ちください。
また当日展示・配布した資料に残部がございます。ご希望の方は こちら のお問い合わせフォームから【その他】を選択し、必要事項に全てご記入のうえ、【7/2資料希望】とお送りください。
※なお資料は原則として残部があるもののみとなります。ご希望の資料が同封されていなかった場合は、お手数ですが個別にご相談ください(弊会で印刷・提供が困難な場合もございます。お急ぎの場合は上記イベント概要から作成・販売元に直接お問い合わせください)。
◆体験講座
(中央大学チーム防災・りこボラ!による「ダイレクトロード」)
(NPO北海道防災教育研究センター赤鼻塾による「ひなんくんれんゲーム」)
(高齢者住まいる研究会による「災害想定ゲームKIZUKI」)
◆資料展示
☆ラジオ放送のお知らせ☆
2017年7月10日(月)夜、22:00~23:10のニュース番組「NHKジャーナル」特集コーナーで防災ゲームDay2017の様子などが紹介されました。
http://www4.nhk.or.jp/nhkjournal/
また、 ネットラジオ「らじる★らじる」でネットでリアルタイムにて、さらに1週間はアーカイブで聞くことができます。
このイベントは終了しました。
防災教育に関するゲームや教材を体験してみよう!!
2016年に引き続き、東京臨海広域防災公園管理センター、弊会主催で防災体験学習施設「そなエリア東京」を会場に下記のイベントを開催します!さまざまな防災教育に関するゲームや教材を体験することができます。
小さなお子さんや親子連れの方はカードやすごろく形式のゲームで楽しく防災を学ぶことができます。教職員・学校関係者、防災関係団体、行政関係の方など防災教育に関わる方々は、レクチャールームで行われる体験講座で実際にゲームや教材を体験的に学べます。
終日、実際にゲームを体験できるコーナーや展示コーナーが開設されていますので、お気軽にご参加ください。
◆イベント概要
イベント名 : 防災ゲームDay2017inそなエリア東京
日 時 : 2017年7月2日(日) 10:00~16:00
会 場 : 東京臨海広域防災公園そなエリア東京(アクセス:ゆりかめも「有明」駅徒歩2分)
内 容 : 防災ゲーム、教材、資料の展示及び体験型講座
参加費 : 無料
参加申込 : 不要です。当日、会場にお越しください。
主 催 : 東京臨海広域防災公園管理センター、一般社団法人防災教育普及協会
後 援 : 江東区
◆イベントチラシ
▶ 170702_防災ゲームDay2017チラシ[PDF]
日本安全教育学会では、東日本大震災における学校での経験や教訓,国の最新動向や学校現場での防災教育を中心とした学校安全の取り組み等を共有し議論することにより,今後の学校における防災管理,防災教育等の充実に資することを目的とした、
日本安全教育学会研究集会 石巻ミーティング2017
「東日本大震災からの復興とこれからの学校安全」を開催いたします。
詳細、申し込みは以下より
会期 2017 年5 月12 日(金)~14 日(日)
主会場 石巻市桃生公民館文化ホール
宮城県石巻市桃生町津山字江下10
http://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/20202600/-map/1200.html
主催: 日本安全教育学会
共催: 石巻市教育委員会,東北大学災害科学国際研究所防災教育国際協働センター,宮城教育大学防災教育未来づくり総合研究センター,
大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター,
後援: 宮城県,岩手県、福島県,仙台市,防災教育日本連絡会,学校安全教育研究所,全国学校安全教育研究会,自然災害研究協議会東北地区部会(依頼中を含む)
協力: 公社)みらいサポート石巻
開催概要、お申込み、プログラムはこちらから
http://anzen-kyoiku.org/?page_id=138