教材・事例紹介

市町村職員向けに災害対策の基本・避難所運営・生活再建等に関する総合研修を実施|埼玉県

 

2018年7月24日(火)、彩の国さいたま人づくり広域連合主催「災害対応研修~災害対応サイクルで考える避難所運営の実際~」が開催され、本協会の宮﨑事務局長が講師を担当しました。同研修では、自助・共助・公助など防災対策の基本に関する講義に加え、災害対応カードゲーム「クロスロード」によるケースワーク、「避難行動訓練EVAG」を用いた避難誘導支援のほか、避難所運営ゲーム(HUG)を用いた避難所開設・運営図上演習、生活再建に向けたサイクルの解説など、総合的な視点で実施しました。

【アンケート結果】

災害対応研修アンケート結果

【参考リンク】

彩の国さいたま人づくり広域連合

2018-07-24 災害対応研修シラバス

【教材】次世代防災会議ワークショップが読売教育ネットワークで公開

 

2018年6月25日、読売新聞社による教育支援プログラム「読売教育ネットワーク」 に、本協会が同社新聞記事を用いて行う中学生・高校生向け防災ワークショップ『私たちが考える防災の未来~次世代防災会議ワークショップ~』の情報が実践事例と併せて掲載されました。

私たちが考える防災の未来 次世代防災会議ワークショップ|読売教育ネットワーク

防災教育普及協会が葛西南高校で防災講話|読売教育ネットワーク

ワークショップは、2018年3月11日付けで同紙に掲載された、宮城県・岩手県・福島県の高校生と本協会の宮﨑事務局長との対談記事「次世代防災会議」を元に構成されました。新聞記事を読むことで高校生が東日本大震災をどのように受け止め、次の災害に向けてどんなことを考えているかを知り、自分には何ができるかを話し合います。

上記リンク先から、ワークシートや新聞記事を無料でダウンロードして利用することができます。

また、ご希望の方には指導要領の提供や映像資料の貸し出しなども行っています。詳しくはお問い合わせフォームからご相談ください。

特別支援学校で生徒自らトイレ・プライバシー・食事確保を実践|青梅市

 

2018年3月7日(水)、都立青峰学園で『みんなで発災一週間を生き抜く!』をテーマとした防災体験学習が行われ、本協会派遣講師が指導を担当しました。携帯トイレや段ボールトイレの作成、プライバシースペースの確保、食事づくりなどについて、生徒自らが方法を考えながら体験しました。

参加した先生方からは「生徒が自主的、積極的にいきいきと体験していた」、「思っていた以上にいろいろなアイデアがでてきていておどろいた」といった意見が出ていました。

福祉施設の県域研修会で被災前後のシミュレーションを実施|金沢市

 

2018年3月6日(火)、石川県社会福祉協議会主催『災害時の相互支援ネットワーク研修会』が開催され、本協会派遣講師が大規模災害時における福祉施設職員に求められる知識についての講義や、防災教育教材を用いた被災前後のシミュレーションなどを行いました。同研修を本協会で担当させていただくのは、本年が3年目となります。

  

風水害を想定した事前のシミュレーションは「タイムライン(事前行動計画)」を意識して考えることのできるワークシートを用いて行いました。地震発生後を想定した事後のシミュレーションでは、本協会の目黒理事が開発された「目黒巻」を用いて行いました。

それぞれの詳細な資料の提供をご希望の方は、メールフォーム よりお問い合わせください。

【教材】自由に使える防災教育教材「避難誘導に協力しよう!」を公開

 

 本教材は、主に中学生以上を対象とした防災教育教材です。

 参加者は地震が発生した仮想の街に住む中学生となり、校内図面と周辺地図を用いて、様々な避難者の誘導に協力します。具体的で自由度の高いシナリオとリアルな「仮想の街」の地図、教材用に区分けがしやすい校内図面などを用いることにより、どんな場面でも扱えるプログラムになっています。なお、同プログラムで使用する教材集(下記)は、無償で提供しています。

 一部を除き改変・再利用等も自由ですので、各校各地域の実情に応じてご活用ください。

 ◆指導用スライド(PowerPoint形式)編集可
  (ダウンロードフォルダ内のURLからダウンロードしてください)
 ◆児童生徒用説明資料(Word形式)編集可
 ◆訓練用シナリオ(Word形式)編集可
 ◆座標付き学校間取り図(PDF形式)

※ダウンロードした.zipファイルを解凍し注意事項をご確認ください。

国際セーフスクール認証を目指し、中学生と地域住民・PTAによる全校防災体験学習を支援

 

2017年12月14日(木)、豊島区立池袋中学校で全生徒と地域住民、PTAによる『全校一斉防災体験学習』について、本協会が企画提案や教材提供で支援しました。体験学習は午前中の約2時間、校内各所で行われました。1年生は災害時のトイレに関するワークショップ、2年生は避難誘導に関するシミュレーションをPTAの指導で体験し、交代で消防署による応急搬送等の実技指導を受けました。3年生はかまどベンチ、資機材管理、避難所設営、炊き出し、テント設営、仮設トイレ設営の6班に分かれ、それぞれで地域の方、防災課、教員から指導を受けながら体験しました。

同校はISS(International Safe School)認証(詳細はこちら )を目指しており、当日は関係者による視察も行われました。

当日使用した教材やプログラム構成、タイムテーブルなどは、他校でもご活用いただけるようご希望の方に提供しております。お問い合わせフォーム からお気軽にお問い合わせください(回答までは若干お時間をいただく場合がございます、ご了承ください)

 

「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」を作成・公開|東京都

 

2017年11月、東京都は学校等都内施設の防災担当者を対象とした「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」を作成し、幼稚園・保育所・小学校・中学校・中等教育学校・高等学校・特別支援学校・学童クラブ・児童館等に配布しています。

詳細、及びハンドブックのダウンロードは下記の東京都防災ホームページよりご確認ください。

  ●「災害時の児童生徒の安否確認ハンドブック」|東京都