国土防災技術株式会社との連携による、防災教育教材『EVAG豪雨災害編』の扱い方やファシリテーションの要点を体験的に学ぶ「防災教育指導者育成セミナー教材編」を開催し、本協会会員や防災関係者など、38名が参加しました。
イベントの概要については 下記の記事 をご覧ください。
セミナー実施レポート
冒頭に国土防災技術株式会社より、EVAGについての基本的な進め方や、ファシリテーターとして進行する際のポイントなどをご紹介いただきました。EVAGの特徴である、属性カード(参加者の性別、年齢、生活環境などが書かれたカード。このカードに基づいてワークショップを行います)の意図や、時系列での話し合いの方法などについて、実際に教材を体験していただきながら確認しました。
また、EVAGでは、避難行動についてだけでなく、避難所に到達してからの様々な課題についても考えられるようになっています。進行上、ファシリテーターが注意しなければならないことや、様々な場面(2人以上での進行が必要だが1人しか指導者がいない、参加者が100名を超えるなど)での事例などが紹介されました。
会場広報では、子どもたちでも楽しめる「子ども版」の紹介や、これまでのEVAGで実際に作成されたワークショップ成果物の掲示なども行われました。
カテゴリ:お知らせ,ファシリテーター養成,企業とのコラボレーション企画