2018年12月23日(日)、東京臨海広域防災公園・そなエリア東京でコドモ・ワカモノまちing主催『子どもの命を本気で守る!「防災がっこう@そなエリア東京」が開催され、宮﨑事務局長が登壇しました。
イベントについては、下記ホームページをご覧ください。
講義内容をまとめたレポートをPDFデータで公開しています。各学校、地域での防災教育実践にお役立てください。
▼「防災がっこう@そなエリア東京」2018.12.23
3限目 防災ゲームで防災をもっと身近に! 講義録<PDF>
2018年12月23日(日)、東京臨海広域防災公園・そなエリア東京でコドモ・ワカモノまちing主催『子どもの命を本気で守る!「防災がっこう@そなエリア東京」が開催され、宮﨑事務局長が登壇しました。
イベントについては、下記ホームページをご覧ください。
講義内容をまとめたレポートをPDFデータで公開しています。各学校、地域での防災教育実践にお役立てください。
▼「防災がっこう@そなエリア東京」2018.12.23
3限目 防災ゲームで防災をもっと身近に! 講義録<PDF>
2018年11月22日(木)付の読売新聞朝刊(東京・全国版)くらし面で、「防災・避難行動体験ゲーム」をテーマに本協会が実践・紹介した防災ゲームや、『防災教材活用ガイドチャート』について紹介されています。同社では2018年3月11日にも宮﨑事務局長と東北の高校生による対談記事も掲載されており、記事を使ったワークショッププログラムが「読売教育ネットワーク」にて公開されています。
[参考リンク]
カテゴリ:教材・事例紹介
東京都練馬区内の都立高校で、防災一斉体験学習が行われました。同校での防災体験学習は2009年から実施しており、本年で9年目となります。応急救助・搬送、起震車・ロープワーク・防災ワークショップ、車椅子搬送法などのプログラムを、クラスごとに体験しました。
車椅子搬送法は、同校の2期生OBでもある大城戸会員が担当し、車椅子の仕組みや平時・災害時の正しい移動・支援の方法について指導を行いました。
講評では同区の防災学習センター職員の方から「高校生としてできることを考えるきっかけにして欲しい」といったメッセージが、映像資料とともに伝えられました。
内閣府主催『平成30年度津波防災の日スペシャルイベント~最新科学×津波×地域防災~』 会場で、津波防災教育ツールの体験会が併せて行われ、本協会は津波防災教育で役立つ防災ゲームや防災教育実践支援ツールの体験・紹介を行いました。会場にはおよそ350名を超える方が参加され、体験会会場も大勢の方で賑わいました。本協会が紹介したツールは以下のとおりです。
◆ 目黒巻(東京大学生産技術研究所目黒研究室)
教材ダウンロード:目黒巻とは|目黒研究室
教材ダウンロード:災害状況を想像する力を身につけよう|EDUPEDIA
地震など災害発生後からの対応を時系列で記入していくワークシートです。地域特性や個人の特性によって異なる災害対応行動を、想像しながら記入していくことでイザという時の安全行動や判断を事前にシミュレーションするきっかけとなります。事前のハザードマップ確認や、事後の話し合いなどでより学習効果が高まります。ワークの実施経験から、記入内容は知識や経験、学習内容などが反映されることが多いため、特に津波防災教育や防災訓練の実施前後でご活用いただくと効果的であることをご紹介しました。
また、宮﨑事務局長が目黒教授、東京都のご協力を得て作成した簡易版の防災教育教材「災害状況を想像する力を身につけよう」のワークシートも紹介しました。こちらの教材は目黒巻を1枚のシートにまとめたもので、学校教育や短時間のワークで活用しやすくしたものです。
◆ このつぎなにがおきるかな?(国土交通省)
教材ダウンロード:防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」|国交省
津波・水害のそれぞれ7つのシナリオについての安全行動を学ぶことができる防災カードゲームです。津波、水害で重要な「事態が起きる順序」を学んでもらうことで文字通り「この次に何が起きるか」を想像し、速やかに安全な行動をとるための知識を身につけることができます。短時間で手軽に扱うことができ、無料でダウンロードすることができるため学校や地域で活用しやすいカードゲームです。実施の際は学んだことを整理しておくためのワークシートなども配布し、事後に学習成果を確認するとより効果的であることをご紹介しました。
◆ FLAGO(ふらご:一般社団法人防災ガール)
教材紹介・問い合わせ:一般社団法人防災ガール
津波からの避難行動を楽しみながら学ぶことができる、クラウドファウンディング発の防災カードゲームです。指定された「アクシデントカード」を場に並べておき、プレイヤーは手元にある5枚のアイテムカードを用いて、アクシデントカードをクリアしながら安全な場所への避難を目指します。実施の際は、自分のアイテムと、周囲の状況(アクシデントカード)をよく考えながら、判断していくことがポイントになることを伝え、避難の際に起きるトラブルにも落ち着いて対処できるよう、普段から身の回りのものや地域に目を向けてもらうようにすると効果的であることを紹介しました。詳細・購入につきましては、上記防災ガール様のサイトよりご覧ください(お問い合わせの際は「防災教育普及協会の紹介」であることをお伝えください)。
◆ 防災教材活用ガイドチャート/実践サポートシート/企画ワークシート(本協会)
防災教育実践を支援するための各種ツールです。詳細は下記の記事をご覧ください。
神奈川県厚木市の厚木市文化会館で職員を対象とした全体研修会で「指定管理者のための防災教育訓練」をテーマに講義・演習・ロールプレイングを行いました。本協会は平成28年から都立後援指定管理者構成員として指定管理者の防災力向上に取り組んでおり、講義では実際に指定管理に携わる立場から平時の備えや初動対応のポイント(下記に一例を記載)などを紹介しました。また「災害情報の収集・伝達」訓練として無線機を用いた施設の安全点検、来館者役と職員役に分かれての初動対応ロールプレイングを通じて、指定管理者の初動対応について検証しました。ロールプレイでは施設が作成したマニュアルに基づく「アクションカード」を用いて、抜け漏れなく対応ができるかどうかの確認も行いました。
【指定管理者の防災対策・災害対応に関するポイント(一部)】
「行政(都道府県・市区町村、地方公共団体)の代行者」という意識と自覚を、職員ひとりひとりが持つ。あくまで指定管理者であり「やるべきこと(=事業計画書等で示した組織体制や初動対応等)」と「やってはいけないこと(=報告・連絡・相談などの理由なき遅滞等)」を整理し、やるべきことができる人員体制やマニュアルのあり方を考える。
災害対応の最前線は市区町村、都道府県から指定管理を任されている場合は連携先・対応先に注意が必要。マニュアル等の検証は可能であれば市区町村の関連部署(防災、福祉など)とも共有する。
災害対応では「事実」をきちんと把握すること、伝えることが何よりも重要になる。個人的な「意見」を伝えると、意図せず「行政の見解」に受け止められてしまう。誰が、いつ、何を、どうしたのかを時系列などでなるべく細かく残しておく。正確な記録・報告が適切な対応や信頼につながる。
防災訓練等は「訓練のための訓練」ではなく、課題の発見や解決に結びつく内容で行う。できる限り、指定管理者としてどこまで対応すべきかを訓練等を通じて関係各所と調整・確認をしておく。 など
詳細については「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。参考資料等をご提供します。
2018年8月29日(水)、朝日新聞全国版夕刊1面記事で、防災ゲームについて紹介されました。弊会が「防災ゲームDay」等で紹介している各種防災ゲームのほか、宮崎事務局長のコメントなどが掲載されました。
下記の朝日新聞デジタル版で記事を閲覧することができます(一部有料)。
2018年7月31日(火)、東京臨海広域防災公園「そなエリア「京」で、埼玉県飯能地区の養護教員による研修会が行われ、本協会派遣講師が指導を担当しました。『災害に負けない心とからだを支える』をテーマに、実際の被災地支援での様子や、避難所での食事や衛生面の管理、トイレ対策、心のケアなどについて紹介し、ワークショップ「災害時のトイレアクションを考えよう」も実施しました。
<参考記事>
カテゴリ:教材・事例紹介