東京都文京区にある都立文京盲学校で行われた宿泊防災体験で、災害時のトイレと就寝スペースの確保についての実技指導を行いました。限られた資機材を用いて、実際に生徒自身がアイデアを出し合いながら作業を行いました。指導員からは、断水時でも学校や自宅のトイレを有効に活用するためのポイントや、休憩・睡眠の確保に必要なことなどを紹介しました。また、防災教育推進委員会(地域の方々や消防・警察など防災関係団体)による視察も行われ、委員の方々も生徒の作業に熱心に見入っていました。
東京都文京区にある都立文京盲学校で行われた宿泊防災体験で、災害時のトイレと就寝スペースの確保についての実技指導を行いました。限られた資機材を用いて、実際に生徒自身がアイデアを出し合いながら作業を行いました。指導員からは、断水時でも学校や自宅のトイレを有効に活用するためのポイントや、休憩・睡眠の確保に必要なことなどを紹介しました。また、防災教育推進委員会(地域の方々や消防・警察など防災関係団体)による視察も行われ、委員の方々も生徒の作業に熱心に見入っていました。
14階建てのタワーと2,000席の大規模ホールがある埼玉県川口市の総合文化センター「リリア」で、指定管理者と委託業者向けの防災訓練が行われました。駅直結の大型公共施設となるため、災害時には帰宅困難者等が滞留する可能性があり「避難者受け入れに関する訓練を行いたい」というご要望を受け、避難者スペースの確保や応急的なトイレ対策等についての実技訓練を行いました。参加者からは
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・実際にやってみて、経験してみて分かることがいろいろあった。良い経験になった。
・女性のプライバシー確保はこれまでの災害でも課題になっている。女性スタッフにもどんどん意見を出して欲しい。
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といったコメントがありました。
神奈川県厚木市の厚木市文化会館で職員を対象とした全体研修会で「指定管理者のための防災教育訓練」をテーマに講義・演習・ロールプレイングを行いました。本協会は平成28年から都立後援指定管理者構成員として指定管理者の防災力向上に取り組んでおり、講義では実際に指定管理に携わる立場から平時の備えや初動対応のポイント(下記に一例を記載)などを紹介しました。また「災害情報の収集・伝達」訓練として無線機を用いた施設の安全点検、来館者役と職員役に分かれての初動対応ロールプレイングを通じて、指定管理者の初動対応について検証しました。ロールプレイでは施設が作成したマニュアルに基づく「アクションカード」を用いて、抜け漏れなく対応ができるかどうかの確認も行いました。
【指定管理者の防災対策・災害対応に関するポイント(一部)】
「行政(都道府県・市区町村、地方公共団体)の代行者」という意識と自覚を、職員ひとりひとりが持つ。あくまで指定管理者であり「やるべきこと(=事業計画書等で示した組織体制や初動対応等)」と「やってはいけないこと(=報告・連絡・相談などの理由なき遅滞等)」を整理し、やるべきことができる人員体制やマニュアルのあり方を考える。
災害対応の最前線は市区町村、都道府県から指定管理を任されている場合は連携先・対応先に注意が必要。マニュアル等の検証は可能であれば市区町村の関連部署(防災、福祉など)とも共有する。
災害対応では「事実」をきちんと把握すること、伝えることが何よりも重要になる。個人的な「意見」を伝えると、意図せず「行政の見解」に受け止められてしまう。誰が、いつ、何を、どうしたのかを時系列などでなるべく細かく残しておく。正確な記録・報告が適切な対応や信頼につながる。
防災訓練等は「訓練のための訓練」ではなく、課題の発見や解決に結びつく内容で行う。できる限り、指定管理者としてどこまで対応すべきかを訓練等を通じて関係各所と調整・確認をしておく。 など
詳細については「お問い合わせフォーム」よりご相談ください。参考資料等をご提供します。
群馬県北毛地区の社会教育委員、行政関係者およそ80名を対象に「社会教育委員の役割~あなたの地区の公民館や学校が避難所になったら~」をテーマとした講義・演習を、弊会派遣講師が担当しました。冒頭に講師の宮﨑事務局長より、これまでの災害の教訓と、避難所運営における初動対応のポイントや、学校・家庭・地域連携のあり方などが紹介されました。その後、避難所運営ゲーム(HUG)を用いたワークショップを実施しました。
埼玉県所沢市の公民館で開催されている「アクティブメンズ講座」で、避難所運営ゲーム(HUG)を用いた研修を実施しました。同公民館では本年3月にも実施していますが、今回は地域で活躍されている、またはこれから地域で活動したい男性を対象として行われました。実際に学校の避難所運営や防災に関わられている方も参加し「これだけ災害が相次いで起きていても、まだまだ準備や検討が足りていないところが多い。今回の研修を地域の防災に役立てたい」といったコメントがありました。
カテゴリ:活動実績
東京都世田谷区の都立高校で、校内放送設備を用いてワークショップを実施しました。同校は建て替え中のため全校生徒が集まることができるスペースがないため、校内放送で講義やワークショップの説明を行ったのち、実際の作業は各教室で教員指導のもとで行われました。ワークショップでは下記の記事で紹介している教材を用いて行い、これからの防災についての関わり方について考え、意見交換しました。
カテゴリ:活動実績
2018年8月29日(水)、朝日新聞全国版夕刊1面記事で、防災ゲームについて紹介されました。弊会が「防災ゲームDay」等で紹介している各種防災ゲームのほか、宮崎事務局長のコメントなどが掲載されました。
下記の朝日新聞デジタル版で記事を閲覧することができます(一部有料)。