本協会の 平田 直 会長(東大地震研教授)が、平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞しました。
防災功労者内閣総理大臣表彰は、『「防災の日」及び「防災週間」について』(昭和57 年5月11 日閣議了解)に基づき、災害時における人命救助や被害の拡大防止等の防災活動の実施、平時における防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる団体又は個人を対象として表彰するものです。
平田教授は、地震学の第一人者であり、特に地震観測の分野において優れた成果を残しているほか、防災教育活動や防災行政への有用な提言を行うなど、その活動は非常に幅広く、研究活動においては、大規模かつ集中的な観測によって地殻の不均質構造と微小地震活動の時間的・空間的分布の関係を明らかにする等の取組を行っており、高い学術成果を挙げています。
また「一般社団防災教育普及協会」の会長や「防災教育チャレンジプラン」実行委員を務め、防災教育の普及に積極的に取り組む等、多岐にわたり活動を行っております。防災行政においても、中央防災会議委員、中央防災会議防災対策実行会議「南海トラフ沿いの地震観測・評価に基づく防災対応検討ワーキンググループ」主査、地震調査研究推進本部「地震調査委員会」委員長を務め、数多くの有用な提言を行うなど、地震学の専門家として非常に幅広く活躍しており、防災行政における貢献度は絶大であることが認められました。
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