2016年2月20日(土)、専修大学神田キャンパスにて行われた『2015年度防災教育チャレンジプラン活動報告会』で、同プランの受賞団体が発表されました。受賞団体及び受賞理由は以下のとおりです。
(以下、防災教育チャレンジプランホームページより)
○防災教育大賞
【香川県立盲学校】
様々な機関・他団体と連携しながら、身近な物を利用した様々な体験学習や訓練等を通じ、視覚障害者に対しての総合的な防災教育に取組むことができている点、視覚障害者に対しての防災教育は前例が少ない中、試行錯誤を繰り返しながら、丁寧に取り組んでいる点、取組を通じて、「生徒」、「教員」、「地域」の意識改革において着実な成果が見られる点などが高く評価されました。
○防災教育優秀賞
【埼玉県日高特別支援学校】
子供が興味を持ちやすく、理解しやすい様々な取組みを実践している点、活動が定期的・継続的に実施されており、知識・行動の定着が期待できる点、児童生徒、保護者、教職員、PTAをはじめとして地域の人々と密接に連携しながら防災教育に取組むことができている点、他団体の取組事例等を効果的に活用・応用できている点などが高く評価されました。
【西予市立皆田小学校】
町歩き等を通じて「地域を良く知ること」を実践し、効果的に地域防災力の向上を図ることができている点、実験や体験を通して、災害や地域特性について科学的な理解を深めることができている点、自然災害の恐ろしさだけでなく、享受している恩恵についても学習できており、バランスの取れた取組みになっている点などが高く評価されました。
○防災教育特別賞
【いのちを守る防災教育を推進する会】
ワークショップのシナリオについて、約20校に及ぶ小・中・高の教職員と連携し、子供が主体的・積極的に参画可能な完成度の高いプログラムを作成した点、広域な地域における学校を対象とし、3団体が高度に連携しながら効果的な防災教育活動を実践できている点、気象予報士会との連携によるTV放送等、広報活動を積極的に実施しており、今後の展開に期待が持てる点などが高く評価されました。
【名古屋市立中央高等学校(昼間定時制)】
「単位制・定時制」の学校では様々な困難がある中、多くの工夫した取組を実践し、効果的に防災意識の向上を図っている点、具体的には、演劇やスポーツ等、楽しく参加できるイベントに防災教育を組み込むことにより、効果的に防災意識の向上を図っている点、災害をテーマにしたラジオドラマや職員による演劇、防災クイズ等、取組みに独自性がある点などが高く評価されました。
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