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【報告】防災クイズ&ゲームDay2024を開催しました

2024年7月7日(日)、東京臨海広域防災公園・そなエリア東京を会場に「防災クイズ&ゲームDay2024」を開催しました。イベント概要や出展・紹介された各種防災ゲームや教材については 下記の記事 をご参照ください。

本年度はデジタル(アプリケーション)を活用した防災ゲーム「災害モンスター サバイバル・クイズラリー」や、災害伝承をテーマとした「防災100年えほんワークショップ」、地震動についてわかりやすく伝えるオリジナル教材「ハートふるふる」など、新たなプログラムの展示・体験会が行われました。イベント期間中の来場者数は1,000名を超え、多くの方にご来場いただくことができました。

イベントで紹介した防災ゲームや教材などは上記ページからリンクでご確認いただけます。また一部教材は直接ダウンロードもできますので、ぜひご活用ください。

【終了】防災クイズ&ゲームDay2024 in そなエリア東京|7月7日(日)

 

様々な防災ゲームやプログラムを、ぜひ会場やYouTubeを通して体験してください!

 

2016年より本協会と東京臨海広域防災公園管理センターで主催している防災クイズ・防災ゲームの体験イベント「防災クイズ&ゲームDay」を2024年も開催します!

本イベントは多くの方に防災クイズやゲームを体験していただくことを目的としていますが、回数を重ねるごとに出展者の皆さまや参加者の皆さまとのつながりが生まれ、新しい取り組みにつながっている事例もあります。

出展・参加ともに無料で、児童生徒の皆さんから防災関係者の方々まで、どなたでも自由に出展・参加をしていただけます。

ぜひ会場やYouTubeで様々な防災クイズ、防災ゲームやプログラムを紹介、体験してください。

また、Xではハッシュタグ #防災ゲームday を使って、様々な防災クイズや防災ゲーム、教材や事例などを紹介していく予定です。皆さまからの情報もお待ちしています!

▼昨年度の防災クイズ&ゲームDayレポートはこちら

○ 【報告】防災クイズ&ゲームDay 2023を開催しました

▼チラシのダウンロードはこちら

     

イベント概要

 

開催日時: 2024年7月7日(日) 10:00~15:30

主  催: 一般社団法人防災教育普及協会
共  催: 東京臨海広域防災公園 管理センター
協  力: 日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク
      名古屋市みなと防災センター
      公益社団法人中越防災安全推進機構

開催方法: 会場での体験会・展示会、及びYouTubeチャンネル公開

会  場: 東京臨海広域防災公園 そなエリア東京(アクセスマップ
      ゆりかもめ「有明」駅下車すぐ

※会場には一般来園者用の駐車場がありません。公共交通機関をご利用ください。

参加申込: 不要です。当日会場までお越しください。
      ※体験会は先着順となります。混雑時の対応は各出展者にご相談ください。

出展申込: 本ページ下部の出展申込みフォームから5/31(金)までにお申し込みください。

 

当日出展及び体験会実施予定の防災ゲームや教材

2024年度は中越大震災から20年、阪神・淡路大震災から30年の節目の年となることから『全国の災害伝承施設から学ぼう!』をテーマに全国の災害伝承施設の取り組みや教材・防災ゲーム等を紹介します。  

本イベントで出展及び体験会が実施される防災ゲームや教材については以下をご覧ください。各ゲームや教材の詳細、ダウンロード、購入方法等につきましてはリンク先の各団体等に直接お問い合わせください。

  

▼主な出展ゲーム・教材・体験プログラム(順不同)

防災NURIE|オンライン防災

国交省防災カードゲーム「このつぎなにがおきるかな?」|国土交通省国土技術政策総合研究所

森の消防隊|防災ゲーム工房

災害想定ゲームKIZUKI|NPO法人高齢者住まいる研究会

しぞ~か防災かるた|しぞ~か防災かるた委員会

災害医療クエスト|国立研究開発法人産業技術総合研究所

BING(防災アイテム並び替えゲーム)|法政大学チームオレンジ

災害モンスター サバイバル・クイズラリー|災害モンスター研究所

伊勢湾台風カルタ|名古屋市港防災センター

防災100年えほんワークショップ(防災教育普及協会)|防災100年えほんプロジェクト
 → 防災100年えほんワークシートのダウンロードはこちら(試行実施中)

VR大地震体験|ワイワイワークス合同会社

固有振動と共振実験「ハートふるふる」|松浦 宏和  ほか多数!!


以下の記事で紹介している30種類以上の各種教材や防災ゲームについても、展示・体験ができます。

“防災ゲームコンシェルジュ”が常駐※し、『防災教材活用ガイドチャート』に基づき、実施環境(対象年齢、人数、時間等)や学びたいテーマに応じた防災ゲームや教材の紹介、使い方のアドバイスなども承ります。

   

防災ゲーム・教材等についてのYouTube動画紹介

 

▼防災クイズ&ゲームDayチャンネル(YouTube)及び動画紹介ページについて

 ※動画は順次追加予定です。

  

出展者の受付フォーム ★5/31締切

 

本イベントでの体験会、展示、YouTubeチャンネルでの動画紹介への申請受付を行っています。出展をご希望される個人・団体の方は、下記の申請フォームよりお申し込みください。

なお本イベントはそなエリア東京を会場に、毎年「7月の第1日曜日」に固定開催しています。2025年度は7月6日(日)開催予定です(都合により変更となる場合があります、ご了承ください)。関心のある団体様はぜひ次年度の出展をご予定ください。

※ 申請フォームに記載の注意事項を必ずご確認ください。
※ 希望者多数の場合、本協会会員(個人・団体・賛助)の出展を優先させていただきます。
※ 会場での商品販売はできません。

 

イベントに関するお問い合わせ

 

お問い合わせフォーム よりお知らせください。

  

【終了】第11回 定時社員総会(2024年6月15日)開催 のお知らせ

  2024年5月吉日

会員各位

一般社団法人防災教育普及協会 
  

一般社団法人防災教育普及協会 
第11回定時社員総会
開催のお知らせ

 

第11回定時社員総会を下記のとおり開催いたします。

ご多用中のところ誠に恐縮でございますが、万障お繰り合わせの上ご出席賜りますよう、
お願い申し上げます。

出欠につきましては、6月7日(金)までに下記の専用フォームから必要事項を送信して
いただくか、議案に同封の「出欠確認書」に必要事項をご記入の上、
事務局まで郵送、またはメール添付にてご返信くださいますようお願い致します。
ご欠席の場合は、議決権行使書に賛否をご記入いただき、ご署名の上ご返信ください。

※議案の郵送につきましては、5月末までの発送を予定しております。


 

◆ 総会概要

日 時: 2024年6月15日(土)15時00分~16時30分 
     ※14時50分頃 開場

場 所: 東京大学地震研究所(1号館2階セミナー室A・B)及び
     ZOOMによるオンラインの併用開催
     (東京都文京区弥生1-1-1)

     ※ZOOMミーティング情報につきましては、会員メールマガジンで
      後日お知らせします。
     ※防災教育指導者育成セミナー会場参加者の会員様のみ、そのまま会場から
      ご参加いただけます。

議  案: 第1号議案 2023年度収支決算報告
      第2号議案 役員の選任

報告事項: 第1号報告 2023年度事業報告
      第2号報告 2024年度事業計画
      第3号報告 2024年度収支予算計画

※報告資料については会場で配布いたします。ホームページ(https://www.bousai-edu.jp/organization.html)にも掲載いたしますのでご確認ください。

 

※会員メールマガジンでお知らせするパスワードが必要です。
※会員の皆様には郵送にて発送させていただきますが、下記からもダウンロードいただけます。

 

◆ 第11回定時社員総会 出欠確認・議決権行使フォーム [外部リンク]

  終了しました

 

【お問い合わせ/出欠確認書及び議決権行使書の送信先】
 kaiin(アットマーク)bousai-edu.jp

【終了】2024年度防災教育指導者育成セミナー開催のお知らせ(2024.06.15 13:00~@東京大学地震研究所

防災教育普及協会では、防災担当者、防災教育指導者の育成を目的としたセミナーを
毎年開催しております。

今年のセミナーでは、当協会 会長 平田直が「最近の大地震と首都圏の地震災害」
をテーマとして講演いたします。

2024年1月1日の能登半島地震発生から、今年も日本各地で地震が起きています。
4月17日の豊後水道の地震は、発生が懸念される南海トラフ地震の
想定震源域で起きたため、不安を感じた方も多いことでしょう。

今後、この震源域で異常な現象が観測された場合の情報発表はどのようにされるのか
詳しく解説するほか、能登半島地震の現地視察報告もあり、
最近の大地震を知り、今後、首都圏の地震にどうそなえるべきか、
自分のこととして、防災に取り組むための知識を学べるセミナーです。

皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

 日 時  2024年6月15日(土)13時00分~14時30分
      受付開始 12時45分

 会 場  東京大学地震研究所 1号館 2階 セミナーA,B
      東京都文京区弥生1-1-1
      アクセス – 東京大学地震研究所 (u-tokyo.ac.jp)

     ※会場参加とオンライン併用開催となります。

 主 催  一般社団法人防災教育普及協会

 後 援  災害救援ボランティア推進委員会・ 公益財団法人日本法制学会

 募 集  先着30名

 締 切  6月7日 (金)

 資料代  会員  無料※ / 非会員 ¥3,000
      ※会員の方にはセミナー終了後に受講修了書をお渡しいたします。
      ※2024年までの会費納入済みの方が対象となっております。

 お申込み 終了しました

 

プログラム

13:00 講  演 『 最近の大地震と首都圏の地震災害 』
         一般社団法人防災教育普及協会 会長 平田 直

14:20 会員発表 2024年度新入会員の皆様からご発表いただきます。

14:30 閉会挨拶 一般社団法人防災教育普及協会 常務理事 澤野次郎

全国の災害伝承施設等による「すぐに使える!防災教育教材」一覧(随時更新)

2024年5月公開
(随時更新)

全国の災害伝承施設では、その施設ならではの教訓やメッセージを活かした様々な防災教育教材が公開されています。このページでは、どなたでもすぐに使えて役立つ資料・教材等を一覧形式で紹介します。随時追加・整理を行います。

参考:日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク

関連記事:日本災害伝承ミュージアム・ネットワークを応援しています!

※各施設関係者の皆さまへ

本ページでご紹介できる教材等がありましたら お問い合わせフォーム からお知らせください。内容を確認のうえ、記載をさせていただきます。


 

リンクをクリックすると、該当ページへ移動します。

 

災害伝承ミュージアムマップ|日本災害伝承ミュージアム・ネットワーク

防災学習ツール|東京臨海広域防災公園

一人ひとりの備え|東京臨海広域防災公園

おうちで防災を学ぼう(資料・教材集)|名古屋市みなと防災センター

 → マイタイムラインすごろく(pdf)|名古屋市みなと防災センター

 → 災害時のトイレチェックリスト(pdf)|名古屋市みなと防災センター

 → 伊勢湾台風カルタ|名古屋市みなと防災センター ほか

減災グッズチェックリスト|人と防災未来センター

防災グッズチェックリスト|中越メモリアル回廊 長岡震災アーカイブセンターきおくみらい

ライフログSNS「PAZR(パズル)」|NUNW株式会社
 → 連携施設等で記念の「ピース」を集めることができるサービス
 → PAZR公式サイト(アプリダウンロード) https://pazr.jp/

 

【受付中】日本安全教育学会TokyoMeeting2024「第18回学校の安全・危機管理セミナー」|7月29日(月)

 

日本安全教育学会 Tokyo Meeting 2024第18回 学校の安全・危機管理セミナー

日 時:2024年 7 月 29 日(月) 9:45-16:45(開場 9:30)

場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1) 
    センター棟310室
    ※受付不要(抄録持参)

主 催:全国学校安全教育研究会、日本安全教育学会、学校安全教育研究所

共 催:一般社団法人防災教育普及協会

主 管:学校安全教育研究所、全国学校安全教育研究会

▼対象
幼保小中高等学校教職員・保護者、青少年教育関係者、大学等の研究者、地域の安全
教育・防災教育関係者、教育委員会の職員、その他安全並びに防災に関心のある方

▼定員
150名

▼参加料(抄録代等)
3,000円

▼詳細は下記「全国・東京都学校安全教育研究会」HPまたは開催要領(pdf)から
https://www.anzenken.com/

▼参加申し込みフォーム(期限:7月15日)

Tokyo Meeting2024参加申し込みフォーム(Googleフォーム)

【会員レポート】『3.11 語り継ぐ若き記憶』 -東日本大震災を体験した子供達の想い・考えを、次世代に伝える教材の紹介-

【会員レポート】では、本協会会員の皆さまから寄せられた防災教育実践報告などをご紹介しています。掲載をご希望の方は、事務局まで情報をお寄せください。また、レポートを掲載された方へのご相談や講師派遣依頼につきましても、事務局までお気軽にお問い合わせください。

 


 

情報提供者:小笠原 潤(岩手県立宮古高等学校定時制 講師) 会員
活動実施日:2024年3月3日
情報提供日:2024年4月23日
連絡先:TEL. 0193-63-6448
    MAIL. ptf60-j-ogasawara(アットマーク)iwate-ed.jp

 

準備の段階

 

● 実践・実施のきっかけや経緯

 東日本大震災発生当時、まだ小さかったり生まれていなかった子供達が高校へ入学してくることが予想され、地域に根ざした防災・減災についてどのようにして伝え、考えてもらうかを工夫していく必要を感じていた。
 一つの方法として、インド洋大津波と東日本大震災に関連する百数十編の小論文を教材とすることで、辛い気持ちを乗り越えて小論文を書いてくれた被災地の生徒達の想いや考えを現在や未来の中学生・高校生、あるいは震災を体験していない人々に引き継ぎ、新たな行動へ繋げていきたいと考えている。
 今回、東日本大震災の被災地である岩手県宮古市の「市民交流センター」主催で、2024年3月3日に実施された「市民交流まつり」(参考資料①(チラシ)を参照)の中で、2011年から現在まで行っている自然災害への防災・減災や支援活動等に関する教育実践を市民の方々に紹介する機会を得たので、その様子を報告する。

● 計画や準備で気をつけたこと

 元になる資料(2021年11月22日付けの【会員レポート】など7編を参照)は、岩手県沿岸の被災地にある5つの高校(宮古、山田、久慈東、岩泉、宮古北)において、震災当時高校2年生だった生徒から保育園・幼稚園の年長だった幼児まで(12学年分)の震災を体験した高校生が、震災時や震災復旧・復興時にどのように想い・考えたかを600字の小論文として記載したものである。それらを6つのテーマ別に30編にまとめることで、被災地の子供達の想いや考えを次世代や体験していない人達に分かりやすく継続して伝えていけるように教材化した。また、3年前より『短縮版』(2023年10月4日付けの【会員レポート】など参照)を作成し、使いやすいように工夫して実践している。

 

実践の段階

 

● 実施した内容

1) 『インド洋大津波と東日本大震災の比較』の授業内容の紹介(35分間)

 東日本大震災の翌年(2012年)に、JICA東北主催の教師海外研修でインドネシア・アチェ州を訪れる機会を得た。当地は、2004年12月26日に発生したインド洋大津波(スマトラ島沖地震)の被災地で、アチェ州だけで約16万人が亡くなっている。この研修で得た知見や帰国後に調査した日本における「自然環境を活用した防災・減災」などをまとめ、スライドや動画上映を中心とした50分×3コマの授業を実施している。
 今回、その授業内容(「アチェの状況」や「マングローブの役割」「日本の防災林」等)について約35分間に短縮して市民に紹介した。そのうえで、授業内容や生徒の感想・質問等を掲載した20枚前後の「振返りプリント」の作成と掲示・配布、そのプリントを参考にした「約600字の小論文」の課題の提出、等の教育実践の方法について説明した。

2) 現役高校生(宮古高校放送部の生徒4名)による小論文(15編)の朗読(約30分間)

 教材として作成した『短縮版』を一部改変した「特別編集版(15編)」(参考資料②)を、宮古高校放送部の女子生徒4名に代わるがわる朗読してもらった(参考資料③(新聞記事)を参照)。
 3月3日に実施されたこのイベント以前に取材・掲載された新聞記事によると、朗読した生徒達は、「(13年前、4才だった4人は揺れや避難した経験はかすかに覚えているが、)災害のおそろしさは理解していなかった」、「いつ、どんな災害があるか分からない。経験者の話を多くの人に伝え、守れる命が増えればいい」、「高校生が話すことに意味があると思う。後世にどうつないでいけばいいか考えながら読みたい」等と述べている。
参考資料③(新聞記事):『岩手日報』令和6年3月3日付より「岩手日報社の許諾を得て転載しています。」)
 後日、朗読をしてくれた宮古高校放送部の生徒4名に、「朗読をしてみて感じたことや想ったこと等を教えてください。」、「イベントに参加して、参考になったことや感想、あるいは実施方法等へのアドバイスがあれば記入してください。」という2つの質問に回答してもらった(参考資料④(朗読した生徒の感想など)を参照)。

 

● 実践中や、実施後の参加者の反応

 実施した内容の1)(授業内容の紹介)については、「東日本大震災」と多くの方が具体的内容を忘れていると思われる約20年前に発生した「インド洋大津波」を比較して紹介し、2つの自然災害の共通点や相違点を比較検討したことで、防災・減災教育や国際支援活動について興味深く聴いてくれていることを感じた。また、インドネシアのマングローブ林と日本の防災林を比較しながら「自然環境を活用した防災・減災」という視点からの防災・減災教育や環境教育について紹介することにより、「身近な自然環境」の重要性を理解してもらうことができた。
 実施した内容の2)(小論文(15編)の朗読)については、胸にせまるものがあり、とても感動的であった。子供の頃に実際に東日本大震災を体験した地域の先輩たちの高校時代の想いや考えを、同じ年頃の現役の生徒達が「自分事」として思い浮かべながら朗読する今回の試みは、地域に根ざした防災・減災教育においてとても有意義なものであった。特に、朗読してくれた宮古高校放送部の4名の生徒の感想等から、小論文を黙読するだけではなく声に出して朗読することの重要性を強く感じた。これは、朗読を聴く側にとっても同様の効果があったと思われる。
 司会の「市民交流センター」の担当者からは、「子供達の視点が抜けている面があった。子供達の想いや考えを大切にしていくための契機になったのではないか。」というコメントを頂いた。

継続の段階

 

● 課題に感じたこと

 当初は、上記『実施した内容』の次に、教材としての取り組み方法を参加者にワークショップ形式で体験してもらう企画であったが、会場の設備や時間的問題で今回は実施できなかった。別の機会にぜひ実施したいと考えている。

● これからの期待や展望

 被災地だけではなく、どの地域の誰でも活用できる教材にしていきたいと考えているので、実施した内容の1)(授業内容の紹介)が実施されなくても活用できる教材の作成を考えている。具体的には、「アチェの状況」や「マングローブの役割」に関する授業内容を受けての小論文もあるので、「授業内容の紹介」がなければ経緯が理解しにくい小論文を除いた『短縮版』を作成したい。加えて、ワークショップ形式の進行手順や使用する資料の作成も行いたいと考えている。
 また、実施した内容の2)(小論文(15編)の朗読)について、小学校(高学年向け)や中学校・高等学校等で実施する場合、その学校の児童・生徒の代表に朗読してもらうことが「自分事」として想い・考える契機になると思われる。しかしながら、それが難しい場合や学校以外でこの教材を使用する場合には、現役高校生などの朗読を録音しておいた音源を利用することができるように準備したい。

※参考資料①(チラシ)について、「宮古市市民交流センター」より転載の許諾をいただいています。

 

 

 

 

● 実践中の写真

※写真の掲載についてご本人の許可をいただいています。

           

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