2017年10月16日(月)、都立千早高等学校(豊島区)で、1年生を対象とした防災体験学習の事前学習会として防災講話を行いました。同校での防災体験学習及び事前学習の仕組みは2009年から継続的に行われており、区、消防、社会福祉協議会などが連携する体験学習モデルとして定着しています。
事前学習では、避難所で避難生活をすることになった場合の注意点や、高校生としてできることなどについて被災地での体験談などを交えて紹介しました。
2017年10月16日(月)、都立千早高等学校(豊島区)で、1年生を対象とした防災体験学習の事前学習会として防災講話を行いました。同校での防災体験学習及び事前学習の仕組みは2009年から継続的に行われており、区、消防、社会福祉協議会などが連携する体験学習モデルとして定着しています。
事前学習では、避難所で避難生活をすることになった場合の注意点や、高校生としてできることなどについて被災地での体験談などを交えて紹介しました。
都立小平高校で1年生を対象とした防災講話を担当しました。聴講した生徒の代表からは「自分たちが経験したことのない、知らない災害のことを体験談を通じて聞くことができたので、防災への意識が高まりました」とったコメントをいただきました。
余談ですが、小平高校から西武国分寺線を挟んで西側にある「都立小平西高校※」の出身なので、懐かしい気持ちになりました。
※都立小平西高校での防災体験学習や講演会も2013年に担当しています。
(担当:宮崎)
2017年9月29日(金)、都立文京盲学校で防災体験学習を行いました。都立高校で実施している「一泊二日宿泊防災訓練」のいちプログラムとして、昨年度から担当しています。帰宅困難になり、ライフラインも一部停止していることを想定して、災害時のトイレや就寝スペース、食事づくりなどが行われました。
練馬区にある都立練馬高校での防災講話を担当しました。同校での防災講話や防災体験学習指導への協力は2009年から始まり、本年で8年目となります。2011年には、体験学習の様子が含まれた映像教材を東京都教育庁と作成するなど、縁の深い学校です。『いのちの大切さを考える防災活動〜災害に備えて高校生にできること〜』をテーマに、被災地活動の体験から得た教訓などをお話ししました。なお、同校では11月には避難所・帰宅困難に関する防災体験学習なども予定されており、引き続き弊会も体験指導等で協力します。
(参考)
豊島区内の中学校でオリジナルの防災教育教材『防災用語をカードで楽しく覚えよう!』の東京版を実施しました。同教材は、高齢者住まいる研究会様[外部リンク]のアイデアとご協力によって作成した、誰もが楽しみながら学べるカードゲームです。なお、ご希望の方には同教材の指導計画例や資料をご提供しておりますので こちら からお気軽にお問い合わせください。
豊島区は『セーフコミュニティ[外部リンク]』に認証され、区内の小中学校でも積極的に防災・安全教育に取り組んでいます。今回、ご担当させていただいた区立池袋中学校はISS(International Safe School)認証推進校[外部リンク]として、様々な取り組みに挑戦しています。※現在認証に向けて準備中
3年生全員を全部で18の班で編成し、2班ずつ対戦型でカードゲームに取り組みつつ、ゲットした防災知識をワークシートに記入するという流れで行いました。また、ゲーム中に『緊急地震速報』の訓練映像を流し、速やかに安全行動をとるという訓練も併せて行いました。
授業には地域の方や保護者の方も参加し「トランプみたいで楽しく学べそう」、「小学校でも活用してみたい」といった声がありました。
(担当:宮﨑)
東京学芸大学附属小金井中学校で、1年生を対象とした1日防災体験学習が行われました。弊会と関連団体である「災害救援ボランティア推進委員会」職員と、ボランティアさんと協力しながら指導を担当しました。体験は1回30分で、4クラスを3班に編成してローテーションする型式で行いました。なお、同校での防災体験学習指導は今回で4回目となります。
応急救助・応急搬送に関する体験、三角巾体験、災害時の灯りの確保に関する体験の3つを行いました。生徒は各指導員の体験中もメモをとるなどして積極的に学んでいる姿が見られました。参加した先生からは「本や講義で学ぶ知識には限界がある。実際に体を動かして、体験してこそ学ぶことがたくさんあると思う。今回の学習を通じて、自分に何ができるか考えるヒントにしてほしい」といったコメントをいただきました。
弊会では、特別支援学校や盲学校、福祉施設等で児童生徒・利用者の特性に配慮しながら行う防災教育や防災体験学習にも積極的に取り組んでいます。
昨年に続き、都内の特別支援学校で3年生を対象とした防災体験学習を行いました。同校では就職活動に力を入れており「卒業する生徒が社会人として同僚やお客様と一緒にいるとき、自分だけでなく周りの人も助けられるようになって欲しい」という先生方の想いを受けての実施となりました。
被災後の「食事・水」、「トイレ」、「マイスペース(プライベートスペース)」づくりについて、90分という限られた時間ではありましたが、それぞれ実際に身近にあるもので工夫しながら体験してもらいました。参加した生徒は「ダンボールでトイレが作れるなんて考えてもいなかった!」、「ダンボールとブルーシートがあるだけで、安心して休める場所がつくれた」といった意見がありました。ご担当の先生や見学されていた先生も「生徒がこんなに楽しそうに体験してくれるとは思わなかった」、「自分で考えて行動するプログラムは、卒業した後にも役立つと思う」といったご意見をいただきました。