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【報告】第2期防災教育指導者育成セミナー気象編を開講、70名が参加

2017年10月13日(金)、東京大学地震研究所で『第2期防災教育指導者育成セミナー気象編』を開講し、学校関係者・民間企業・防災関係機関、地域で活動するボランティアなど70名が参加しました。セミナーの実施概要については下記の記事をご覧ください。

 ○ 【終了】第2期防災教育指導者育成セミナー気象編

 

冒頭に澤野常務理事から防災教育指導者育成セミナーの趣旨、気象災害に備えた防災教育の必要性等についての挨拶がありました。

 

最初の講義は『気象庁による防災教育支援の取り組み事例』をテーマに気象庁総務部情報利用推進課安全教育支援係長の中代誠様よりご講義いただきました。気象庁が公開している様々な情報や教材の利活用方法や事例、気象予報士会をはじめ様々な民間団体との連携事例などをご紹介いただきました。

 

続いて『防災科学技術研究所による防災教育の実践事例』をテーマに国立研究開発法人防災科学技術研究所、気象災害軽減イノベーションセンターセンター長補佐の中村一樹様よりご講義いただきました。研究所やイノベーションセンターでの取り組み事例のほか、新たに開発した「防災今昔写真」アプリの活用事例などをご紹介いただきました。

 

続いて『地域における防災教育実践と教材紹介』をテーマに、宮﨑事務局長が講義を担当しました。学校・地域における防災教育実践事例や、防災教育教材「EVAG豪雨災害編」を用いた模擬授業などを行いました。模擬授業では、同教材を開発した国土防災技術株式会社の方々にもご協力いただきました。

 ○ 防災教育教材「EVAG豪雨災害編」 – 国土防災技術株式会社

 

続いて『生徒の主体的活動を生かした気象教育』をテーマに田園調布学園中等部高等部の荒川知子先生にご講義いただきました。気象予報士でもある荒川先生からは、ICT機器を有効活用するなど、生徒が主体的に防災教育に取り組むために行っている工夫について具体的な実践事例を交えてご紹介いただきました。

 

閉会挨拶ではこれからますます気象教育・防災教育についての必要性が高まることなどについて、平田会長より挨拶がありました。その後、参加者の皆さまには「修了証」をお渡ししました。閉会後には平田会長が平成29年度防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞されたことを受けて、参加者の方も交えて記念写真の撮影を行いました。


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弊会では今後も定期的に指導者育成セミナーを開講し、防災教育の普及啓発ならびに指導者の育成を進めてまいります。セミナー情報等は定期的にホームページで公開いたしますので、ご確認いただければ幸いです。